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ペチュニア色変わり 

こんにちは 植物スタッフの篠原です。

以前紹介したペチュニア新品種。

壁掛けハンギングでだいぶ大きくなってきました。



色変化系品種
120906c.jpg
正面からは少しウェーブの入った丸いシルエットの花。ピンクモーンと星模様に咲き分けるのが特徴。
今は高温の影響か星模様に咲いています。

ユリ咲き系品種
120906b.jpg
扁平な花型が多いペチュニアの中で弁先が遊び花に動きのある感じの花型。
白からにじみ出るような赤色と一つ一つの色合いの微妙な変化も特徴。

白地にピンク模様品種
120906a.jpg
一般的にペチュニアの2色花は紫などの有色部がベースカラーとなり、その中心から星のような模様に白く抜けるものやベースカラーの外側が白く抜けるいわゆる覆輪花が多いが、この2種の特徴を掛け合わせ、
白をベースとして、有色部分が逆に模様として感じるように改良した品種群。
こうした模様はどうしても安定しないものが多く、温度や日長の影響を受けて変化する。
その中から色部分がなるべくハート柄で安定するものを目指して改良中。

新しく交配した種子も播種したし、どんな新しい花色が出るか楽しみです!!

コメント

篠原様。こんにちは。
ベチュニアは花色や花の形を
改良するのに時間がかかりそうですね。
ベゴニアより時間はかかりそうですね。

Re: ペチュニア色変わり

> じゅんじ様
こんにちは。
ベゴニアの方が交配したときの子供の色のバラケ幅が大きいので、たとえば白×白でもピンクっぽい白やピコティ気味の白、純白、と様々なカラーが出ますが、ペチュニアの場合は似た子供が出る率が多く、白×白ではほぼ全て単純白花になるようです。
後は世界中で交配されている植物なので、新しいものを作るのは難しいですね。他の人が注目せずにスルーしている特長を拾って凝縮していく感じです。
ただ、ベゴニアは八重なので花粉集めに苦労しますが、ペチュニアは自由に交配できるので作業効率はいいですね~

  • [2012/09/07 08:44]
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  • 植物スタッフ 篠原
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