球根ベゴニア交配種
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こんにちは 植物スタッフの篠原です。
9月に入り、朝晩は大変涼しくなりましたね。
高地とはいえ夏の暑さで弱っていたベゴニアたちも次第に元気になりそうです。
今回はハンギング用に交配した新品種の紹介です。
ハンギングタイプの球根ベゴニアに、原種の球根性ベゴニアであるドゥレゲイ(dregei)を交配した子株が花を咲かせました。
まずは、その原種のドゥレゲイを紹介しましょう!
数センチ程の小さな白い花を咲かせる原種です。
現在の見事な球根ベゴニアは、ボリビエンシス(boliviensis)、キンナバリナ(cinnabarina)、クラーケイ(clarkei)、デーヴィシィ(davisii)、ピアルケイ(pearcei)、ヴィーチィ(veitchi)の6種の原種が複雑に交配されて現在の形になったと言われています。
このドゥレゲイはその原種には含まれていない原種です。
非常にたくさんに枝分かれし、枝が硬いため株の形は木立ベゴニアの様に仕上がります。
こちらが、その交配で出来た品種です。
一重咲きのドゥレゲイとは異なり、ハンギングタイプの球根ベゴニアの様に綺麗な八重咲きに咲いてくれました!
クリームからアイボリー系カラーのローズフォームで小ぶりな花をたくさんつけます。
枝もドゥレゲイのように硬くはなく、ハンギングとして仕上がりそうです。
まだ、ポットに植えられているので、ハンギング用の鉢に鉢上げして大きく育ててみたいと思います。
どんな形に仕上がるのか非常に楽しみです!!
- [2009/09/02 10:05]
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コメント
面白いですね。球根性ベゴニアはたくさん種類があるのに、球根ベゴニアの交配に使われていない種類が多いですよね。いろんな交配をすれば面白い品種もできるでしょうね。
Re: タイトルなし
>じゅんじさん
コメント有難うございます。
確かに球根ベゴニアに使われていない原種はたくさんありますよね。
原種の血統を入れると、花は少し地味になりますが、味わい深くなったり強健になったりするのが魅力です。
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