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水鳥池のほとり 

こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。

今日のブログでは水鳥池周辺に新しく植栽された植物達を紹介します。

まず紹介する植物は馴染みのあるこの植物です。

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ヒマワリ 学名:Helianthus annuus

夏の風物詩ともいえるヒマワリは黄色い花を咲かせ
背丈も大人の身長を越える程度にまで成長しています。

現在毎回の状態ですので、ぜひ一度見てみてください。

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ヒマワリの周りではミソハギが紫色のキレイな花を咲かせています。
風が吹くとミソハギがゆらゆらと揺れる姿がとても可愛いので
機会があればご覧ください。

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ヒマワリの向かいの木陰には斑入りのユキノシタがいくつも植栽されています。

ユキノシタ 学名:Saxifraga stolonifera var

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アップで見るとホントにキレイな斑が入っています。

水鳥池のコクチョウやアイガモ達と併せて
周辺の植物もお楽しみください。

ミソハギ 

園庭に咲く植物 Vol.29

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ミソハギ(禊萩 ) 別名:ボンバナ(盆花) 学名:Lythrum anceps 
ミソハギ科ミソハギ属の多年草

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学名の Lythrum(リスラム)は、ギリシャ語の「lythron(血)」に由来し、花が血のように赤い? ところからつけられています。ancepsは、 (両頭の、茎に両翼のある)を意味します。

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日本での呼び名 「ミソハギ」 の語源は、禊萩(みそぎはぎ)だとも溝萩(みぞはぎ)だとも言われています。後者の語源が示すように、山野の湿地に生える性質を持っています。
ミソハギは「ミソギハギ」を略したもので、「みそぎ」は水を注いで悪魔を払うことです。旧暦のお盆のときに、ミソハギの枝を水に浸して、仏前の供物に禊ぎ(みそぎ)をしたり、地域によっては花に水をつけ、玄関先でおはらいをして祖霊を迎える風習もあることから、「盆花(ぼんばな)」とも呼ばれています。

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生薬名は千屈菜(せんくつさい)と言い、下痢止めなどの民間薬とされる薬草です。開花期に全草の地上部を採取して、天日で乾燥させます。
下痢止め、急性腸炎、膀胱炎、むくみなどには、千屈菜を1日量約20グラム、水0.5リットルで半量まで煎じて、かすを除いて1日3回に分けて服用します。
この煎じ液を冷やして、ガーゼなどに浸して冷湿布すると、あせも、靴擦れ、股ずれ、草かぶれなどの湿疹、かぶれや切り傷などの止血に効果があります。

080831-6.jpgまた、国・地方によっては食用され、若苗を摘み取り、熱湯で茹でてから水にさらしてアク抜きをして調理します。 あえもの、炒め物、佃煮などにして食べたり、花はそのまま生で食べるか、軽く熱湯を通してサラダなどにして食べるそうです。

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