クサレダマ
園庭に咲く植物 Vol.18
クサレダマ(草連玉) 別名:イオウソウ(硫黄草) 学名:Lysimachia vulgaris var. davurica
サクラソウ科 オカトラノオ属の多年草
クサレダマははじめて聞くと、「腐れ玉」 と連想してしまうのですが、クサ+レダマで「草連玉」と書きます。
マメ科の木本である「連玉:レダマ」が江戸時代初期に渡来したらしく、そのレダマに似た草本であると言うことから付いた名前と説明されていますが、似た部分は少なく、花の色が黄色であることくらいですから釈然としません。
別名のイオウソウ(硫黄草)は花の色から来たようです。
Lysimachia : オカトラノオ属
vulgaris : 普通の
Lysimachia (リシマキア) は、Thracia トラキア (マケドニア)の 王 Lysimachus の名を称えたもの。または、lysis(解ける)+mache(競争争い)がその由来となっています。
Lysimachus 王は猛り狂った牡牛に襲われ、あわやと云う時にこの属の植物を振ったら、牛が鎮まったと云う伝説によるそうです。
- [2008/07/20 10:50]
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