タマアジサイ
園庭に咲く植物 Vol.22タマアジサイ (玉紫陽花) 学名:Hydrangea involucrata
ユキノシタ科 アジサイ属の落葉低木
標高860mの富士花鳥園では、今がアジサイの見ごろです。タマアジサイはそれよりも遅く、まだ蕾の状態がほとんどですが、大きく膨らんだものから次第に開花していきます。タマアジサイの学名 Hydrangea は : アジサイ属 involucrata は : 苞のある を意味します。苞(ほう)は、蕾を包んでいる葉のことで、苞葉(ほうよう)とも言います。
開花していく様子をご覧下さい。
タマアジサイの命名の由縁となった、玉状の蕾です。蕾が膨らみ、少しずつ苞が開いてきました。
苞は花序の付け根に一枚ずつ付いており、開花に近付くと分離して落ちていきます。
満開を終え散りはじめの頃です。
梅雨時に咲くイメージの強いアジサイですが、ここは高原性の気候のため、平地で咲き終えた頃から咲き出します。ホトトギスの鳴き声がセミにかわり、本格的な夏を感じさせますが、時折聞こえるウグイスのさえずりも、心地よく響き渡っています。
- [2008/07/30 13:15]
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