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栽培場作業 

栽培場

栽培場での作業の一部をご紹介します。

移植をしています。
トレイに植えられた植物達は成長してくるとお互いに成長の妨げになってしまうので、
移植をすることで成長の手助けをしてあげます。

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挿し芽をしています。
当園では 鹿沼土・パーライト・バーミキュライトを植物に合わせて配合をしています。


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植物の枝を支えています。
植物には、枝が柔らかい性質・植物の成長による重さの増加などにより枝に負担がかかり、
折れてしまう事があります。そうした事がおこらないよう、支柱で枝を支えてあげます。


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植物の淘汰です。
優良品種だけを選抜し、後は淘汰します。


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植替えをした植物に手潅水をしています。
当園では底面潅水をおこなっていますが、鉢上げした段階で一度、手潅水をする事により
土の状態を安定させます。


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蒸気消毒をする用土をほぐしています。
土の塊などをなくすことにより、蒸気消毒の効果を上げます。


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資材の蒸気消毒をしています。
資材に付着した病害虫を蒸気で消毒します。
これにより、植物の病害虫の被害を和らげる効果を期待できます。


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ご来園の際には作業風景をご覧になるのも面白いかと思います。

                                    植物スタッフ 遠藤

距離 

こんにちは、バードスタッフの吉村です。
毎日暑い日が続きますが、今日はその暑さに負けないくらい仲良し?のフクロウさん達を取り上げます。

こちらはハイガオメンフクロウのケージです。
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ケージは広いのに、なぜかいつも近くにいます。
二羽ともこのポジションがお気に入りの様子です。
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違う角度からもう一枚。
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ピッタリ引っ付いているのかと思ったら、微妙に距離がありました。
でも同じポーズをとっています。

寝るときも比較的一緒のタイミングです。
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息ピッタリの仲良しさん達です♪


続いては、インドオオコノハズクたち。
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このケージの止まり木を少し変えた頃から、隣同士でいることが多くなりました。

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この寄り添った様子はお客様にも好評で、写真に収める方が多いです♪

違う角度から見ると…
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なんだかお互いの体重を支えあいながら寝ているみたいです!
色々な角度から見てみて、お気に入りの角度から1枚撮ってあげてください。


そして、当園で一番寄り添っている仲良しさん達はと言うと…
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スピックスコノハズクたちです!
巣箱の外で2羽、ぴったりとくっついていますね。

以前、巣箱が無かった時はこの通り↓、5羽がすごい近くで寄り添っていましたが、
巣箱が入って陣形が変わりました。
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(↑巣箱が設置される前の写真です。)

巣箱の外に2羽と、巣箱の出入り口に陣取るようにしてもう1羽…
完全に出入り口を塞いでいますね。
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実は、この巣箱の中に2羽入っています。
スタッフがケージに入ってもどこうとしません。
仲間を守ってあげているのでしょうか…?巣箱の番人ですね。

この様に、ピッタリとくっついている仲良しさん達もいれば、
ピッタリとくっつかなくてもお互いに毛づくろいをしてあげたりと仲良しをアピールしている子達もいます。
ご来園の際に仲良しな姿を見かけたら、温かい目で見守ってあげてくださいね♪


最後に、いつもはお互いの方向を見ているアフリカオオコノハズクたち。
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でも撮影の日はなぜか1羽、反対方向を見ていました。
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ケンカ中に見えて、これはこれで微笑ましい光景だったので載せてみました。
ケンカせず、仲良くね!

夏のアジサイ 

こんにちは 栽培スタッフの篠原です。

平地ではもう見ごろを終えたアジサイですが、標高が高く冷涼な富士花鳥園では今がアジサイの見ごろです!

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エミュー牧場前の様子です。
手まり型のアジサイがきれいに咲いています。

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富士の火山灰土はアルミニウムイオンが多く含まれるので、富士のアジサイは青色に傾くことが多いです。
個人的にもアジサイは赤よりも青のイメージが強いので、自然な青色が美しく感じます。


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もちろん、中には赤い色の品種や

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白花の品種もあります。

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ヒグラシの鳴き声と木漏れ日の下の涼しげなアジサイの花で、今の温室外の歩道はとても気持ちがいいです。

富士花鳥園のアジサイは加茂花菖蒲園で庭上向けに品種改良された品種やその兄弟株で、地植えに適しています。
最近、この加茂花菖蒲園で育成されたオリジナルアジサイが「加茂セレクション」という名前で販売され非常に人気を集めており、5?6月は花屋さんやホームセンターで数多くの「加茂セレクションアジサイ」を見かけました。
興味のある方は加茂花菖蒲園のHPも是非ご覧になってください!
加茂花菖蒲園アジサイ「加茂セレクション」



♂(オス)と♀(メス)の見分け方は? 

こんにちは! バードスタッフの山下です。

今回は、当園にいる『オスメス』の見分け方をご紹介したいと思います。
先ずは、ロリキートランディングの内の鳥達を見てみましょう。

『キンケイ』です。
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キンケイのオス
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全身鮮やかな色合いをしています。

キンケイのメス
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メスは茶色い色合いをしています。

同じく、『マガモ』や、
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『オシドリ』も、
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オスの方がメスよりも鮮やかで綺麗な色合いをしています。

マガモのオス
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後頭部から首元にかけての緑色の色がとても綺麗です。

マガモのメス
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先程のキンケイのメスと同じ、茶色い色合いをしています。


当園では、只今、マガモの雛が2週間ほど前に誕生し、
ロリキートランディング前にて展示しています。とても可愛いですよ♪
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雛の時はオスとメスどちらも同じ色合いをしています。
将来オスになるのかメスになるのか楽しみです。


オシドリのオス
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茶色の飾り羽がとても綺麗です。

オシドリのメス
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灰色の色合いをしています。

別の種類に見えるほど、羽の色が異なります。
オスとメスを見分けるのが容易な種類です。

インコの仲間の中にも、見た目でオスとメスを見分けることが可能な種類も中にはいますが、
当園のロリキートランディング内にいるインコ達は、同じ色合いをしている種類が殆んどです。

ナナイロメキシコインコ
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オキナインコ
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インコ達は、2羽ペアで行動する事が多いため、一方がオスでもう一方がメスになります。
見た目が同じだと、見分けるのは困難です。

今度は、猛禽類の違いを見て行きたいと思います。
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当園には、フクロウとタカとハヤブサがいますが、
共通して殆んどの種類がオスとメス同じ色をしています。

例外として、当園の猛禽類の中では、
シロフクロウがオスとメスで大人になると羽の色が異なります。

オスがほぼ白色になるのに対して、
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メスは子供の時と同じ色合いをしています。
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子供のオスの色合いです。
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子供のころのシロフクロウは、メスの色合いに近いのですが、
オスのシロフクロウは3年?4年かけてほぼ純白の羽になっていきます。


猛禽類は、どの様にして見分けているのかといいますと、体の大きさです。
実は、オスよりもメスのほうが、体が大きく出来ています。
タカのハリスホークで見比べてみましょう。
当園の11時30分に登場する、『ムックちゃん』
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13時30分のショーに登場する、『シグレくん』です。
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見比べる同種の鳥が居ないと、オスとメスを見分けるのは困難です。
そこで、オスとメスを並べて撮影してみました。
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向かって右がメスで左がオスです。

体重は当園のオスのシグレくんで620g程で、
メスのムックちゃんになりますと、850g程です。230g程の差があります。

ムックちゃんは、シグレくんよりの一回りくらい大きいです。

体格の差が分かりやすいフクロウが居ないか探してみたところ、偶然見つけました!
『オオフクロウ』のジョナくんとリンゴちゃんです。
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普段はこの様に離れている2羽ですが、

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今日は珍しく、2羽で仲良く並んで居ました。
体の大きさが違う様に、分かりやすく並んでくれていました♪

向かって右のジョナくんがオスで、左のリンゴちゃんがメスです。
ジョナくんの体重が600g程で、リンゴちゃんの体重が800g程です。
2羽の体の大きさの違いがお分かりいただけるかと思います。

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ピッタリくっついて居る姿は可愛くて癒されました♪

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個々の体格差はありますが、
同じケージに数羽入っているフクロウさん達を見比べて見ては如何でしょうか?
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※同姓のフクロウが入っているケージもあります。ご了承くださいませ。

北海道への出荷 

こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。

今日のブログではブログには掲載しなかったのですが、
先日行なった北海道へ出荷したハンギングベゴニアとハンギングフクシアの
出荷後の様子をお伝えします。

まずは、出荷先の簡単な紹介から。

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出荷した場所は北海道夕張郡由仁町にある「ゆにガーデン」です。
国内最大規模の敷地を持つ英国風庭園で、敷地内には大きく分けて13の施設からなっており、
今の季節では、広場には102万株のリナリアが植栽されています。

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写真の様に雰囲気が素晴らしく、とても広々とした庭園でした。

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さて、富士花鳥園が出荷した植物ですが、受付を通って右側にあるインナーガーデンという
施設内にあります。

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拡大するとこんな感じです。
静岡を出発して2日間かけて北海道に到着してからまだ間もないので、少し株型が乱れおり、花も少ないですが
順調に回復していました。

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ハンギングベゴニアはフクシアが展示されている場所の少し奥に展示されており、写真のような状態でした。
ベゴニアは移動中のダメージが大きいためか、フクシアよりも弱っているようでしたが、
こちらも順調に回復してくれそうです。


前例のない北海道への出荷と言う事で無事に届くか不安でしたが、
多少のダメージはあったものの、なんとか無事に届いてくれてホッとしました。

もし今年の夏、ゆにガーデンへ遊びに行く方がいらっしゃいましたら
ベゴニアとフクシアも併せてお楽しみください。

モモちゃん花巡り 

こんにちは。バードスタッフ(フクロウ)の宮本です。
今日はメンフクロウのモモちゃんが、庭の花を見せてくれるそうです。
一緒について行きましょう。


「こんにちは。モモです。2歳の女の子です。」
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モモ色のサンパチェンスとモモちゃん。
「どっちが綺麗?」
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ちょっと首をかしげてモデル立ちです。
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モモちゃんとカシワバアジサイ。同じ方向を向いて何を見ているの?
「二人の秘密♪」
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こちらはガクアジサイ。モモちゃんの顔の輪郭も、縁取られていて額の様です。
「親近感が湧くわ。私の親戚かしら?」
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「今日は暑いわね?。青いアジサイを見て涼しい気分になって下さい。」
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「あの葉っぱの影で一休みしようかな。」
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「丁度良いみたい♪」
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「湖発見!」
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「私が水浴びをするには深いし大き過ぎるかな。残念。」
では、せめて記念写真だけでも撮って行きましょう。並んで、ハイ、チーズ!
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湖のほとりに白いアジサイが咲いていました。
「きれ?い。美白の秘訣を教えて下さい。」
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「夕立が降って来そうだなぁ。」
では、そろそろ帰りますか。
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モモちゃんと草花の美の共演。お楽しみ頂けたでしょうか?
最後は『モモちゃん見返り美人図』でお別れしたいと思います。
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「富士花鳥園で待ってます♪」モモちゃんより。

ふくろう売店通信 

こんにちは。受付の遠藤です。
毎日暑いですね!
「夏本番」な天候が続いてますが体調などくずされていないですか?
こまめに水分補給をして栄養をたっぷりとって夏をのりきりましょう!

もうすぐ8月ですね!もう夏休みに入ってますか?
入っているみなさんも、あともうちょっとで・・・というみなさんも、
ぜひ、標高860mの涼しい富士花鳥園へ遊びに来てください♪


今回はお子様向けの夏休みのおみやげにオススメな商品をご紹介します♪

まずはこちらから。
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こちらは蓄光(ちくこう)のふくろうグッズです。昼間に光をためておくと、夜暗いところで光ります。
(左から)耳かき:300円  ボールペン:350円  シャープペン:350円   

ふくろうの部分はこんなふうに光ります☆
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こちらは先程の耳かきなどと同じシリーズのキーホルダーです。
価格は350円です。



次は人気の花鳥園オリジナルメモ帳とクリアファイルです
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こちらはメモ帳。
人気のポポちゃんなど9種類あります☆ こちらは300円。

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こちらがクリアファイルです。
A4サイズで全8種類あります。価格は250円です

売店でも人気のこの二つのシリーズ、お友達にわたすおみやげにいかがですか? 

富士花鳥園は年中無休で9:00から開園しております
かわいいフクロウ達が出演する!フクロウ飛行ショー 10:30、15:00
タカなどの狩りの様子がみられる! バードショー 11:30、13:30

今年の夏休みはぜひ、たくさんの花と鳥たちに会いに来てくださいね!

屋外のショー 

皆さん、こんにちは。バードスタッフの三村です。

いよいよ梅雨も明けて夏本番をむかえました。
今年の夏はやはり暑いのでしょうか?

本日のブログは、暑さにも負けずに頑張っている屋外のショーに出演している鳥達をを紹介します。


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早速、紹介するのは、こちらの茶色い鳥です。

ハリスホークと言うタカになります。日本名はモモアカノスリと言います。
日本には生息していませんが、当園のタカは日本生まれ日本育ちのタカになります。

このショーでは、お客様のすぐ横、真上などをかすめて飛んできます。
一枚目の写真は今にもお客様にぶつかりそうですが、大丈夫。当園のタカ達は飛ぶのが上手なので、当たるとしても100回に1回しかありませんのでご安心を・・・

二枚目の写真はこのショーでのメインイベントのタカの狩りの瞬間です!!
当園では可愛い可愛いタカの獲物であるウサギを用意して、お客様の前で、実際に狩りの瞬間をご覧頂いています。
この写真は今まさにタカが獲物を捕まえようと向かって来ている所です!!
この先はどうなったかと言うと・・・当園に来てからのお楽しみとして楽しみにしてて下さい。




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続いて、屋外のショーに出演しているフクロウの紹介です。

当園でもお馴染みのベンガルワシミミズクが暑い中頑張ってくれています。
人工繁殖の為、人にも良く馴れていて、ショーの途中にカメラ目線をしてくれるなど、お客様を楽しませてくれています。

フクロウもタカ同様にお客様のお近くを飛んできます。
タカよりも翼を広げると大きいので近くに来ると少し怖いですが、フクロウ達も飛ぶのが上手なので、安心してカメラ、ビデオを構えて良いショットを撮って下さい。



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最後の鳥は、セイカーハヤブサの登場です。

今までは、タカ、フクロウと紹介して来ましたので、ここではもう一種類の猛禽類でもありますハヤブサです。
当園の屋外ショーにはタカ、フクロウ、ハヤブサが登場します。
(鳥達の健康状態によって登場する鳥達が変更になる事があります。)

この鳥は名前の通り鳥の中では一番速く飛ぶ事が出来るんです。
当園のショーでは、このハヤブサの狩りの模様をお客様に披露しています。

ハヤブサの狩りは空中戦という事もあって、当園でもルアーと言う疑似餌を用意して空中でそのルアーを写真に様にキャッチさせるショーを行っています。しかし、簡単にはキャッチはさせずに何度か取らせないようにルアーを振り回してハヤブサの飛ぶスピードを上げてき最後に空中でキャッチさせます。

このショーは本当に一瞬で終わってしまうので、ショーを見る際は、ハヤブサから目を放さずにご覧下さい。

今日は、この暑い中でも頑張ってくれている三種類の鳥達を紹介しました。
皆様も当園にお越しの際には、ぜひ屋外のショーをご覧下さい。
尚、屋外はとても暑いので、十分にお気をつけ下さい。



池周りのキリタ 

 こんにちは。植物スタッフの石田です。

只今、池周りのキリタが綺麗な花を咲かせています。


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 キリタ・エブルネア    Chirita  ‘eburnea’

 イワタバコ科キリタ属
 藤色の花弁が優しい色合いです。

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 キリタ・ナカコ       Chirita  ‘Nakako’

 こちらは薄黄色の花を咲かせます。
 葉は深緑色で、つやがあり、少し肉厚です。

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 キリタ・バンブーボート     Chirita  ‘Bamboo Boat’

 花弁の色は濃い紫色で、花の大きさはキリタ・エブルネアやキリタ・ナカコよりも大きめです。

 
 富士花鳥園は室温15℃?25℃を保っていまして、ベゴニアやフクシアを始め、植物が生長しやすい環境を整えています。





マガモの赤ちゃん誕生 

こんにちは。バードスタッフ宮本(インコ)です。
今日は生まれたばかりのマガモの赤ちゃんをご紹介いたします。
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こちらの写真の子が7月10日に生まれた長男(長女?)です。とても活発なやんちゃ坊主です。
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こちらが7月13日に生まれた子です。手の中でじっとして動かない甘えん坊です。
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2羽はとっても仲良しです。
エサを食べるときは一羽が食べ始めると、もう一羽も一緒に食べはじめます。
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水浴びするときも一緒です。とっても気持ち良さそうです。
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そして、寝るときもやっぱり一緒です。
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マガモの成長スピードはとっても速いので、一ヶ月もするとかなり大人の姿形に近くなります。こんな愛くるしいマガモの赤ちゃんの姿を見れるのは今だけです。是非、マガモの赤ちゃんに会いに来てあげてください。

お引越し 

こんにちは。植物スタッフの薄井です。

梅雨明けからの猛暑で、水分補給が欠かせませんね。
温室の植物も、毎日沢山の液肥を補給しています。成長の早さも目まぐるしいです!

中には困ったことに、他の植物に被害を及ぼすほどに成長してしまったものも・・・


温室・東(富士山)側の様子です。

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フクシア(左)に絡みつくパッシフローラ・シトリナ Passiflora citrina 。

熱帯アメリカ原産のつる性の植物で、太陽が大好きです。

鮮やかな黄色い花が夏らしく、とても元気にしてくれます。
花を沢山楽しむためには、風通しを良くしてあげるのがポイントです。

・・・なので、風通しの良い場所にお引越しすることにしました。
(フクシアも迷惑そうなので・・・)

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引越し先の壁です。
半面ほど空きがあり、絶好の場所です!

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引越しの準備です。
フクシアと引き離し、軽い鉢に植え替え、つるを解いて伸ばして・・・イライラ。

気の遠くなる作業でした。

その結果、長いところでは5mほどのつるを残すことができました。

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上から吊るし、広げた様子です。
壁面に対して十分なボリュームが得られたと思います。

引っ越したばかりで元気がありませんが、きっとこの場所を気に入ってくれるはずです!

これからは心置きなく伸びて、沢山の可愛らしい花を咲かせてほしいですね。


夏×ココア 

皆様こんにちは。受付スタッフの木下です。

今回は月に1度のお楽しみ!「ココアちゃんの季節シリーズ」をお送りします。


花鳥園では梅雨も終わり日差しも強く暑い日が続いています。しかしココアちゃんは暑さに負けずどこかへ遊びに行ったようです。

その場所とは・・・



ウィンクココア


そう!夏といえば海!今回ココアちゃんは真夏のビーチへ遊びに行ったたようです♪

浮き輪を持ってこちらにウィンクしているココアちゃん、もうすっかり夏を満喫していますね。

ココア正面 ビーチ


ちなみにこのパラソルと浮き輪、ビニールと紙で作ったエコ仕様。地球にも優しいココアちゃんです。

ココア伸ばし ビーチ

そんなココアちゃん首を伸ばして何かを見つけた模様。その目線の先には・・・





ココア正面 かき氷

美味しいかき氷を発見!

遊び疲れて一休みでしょうか?カキ氷を独り占めです☆

ココアかしげ かき氷



今回の「季節シリーズ」はここまで。

海に出かけたココアちゃんはいかがでしたか?

そんなココアちゃんは毎日「富士花鳥園」の受付で皆様のご来園を待っています。
是非1度カワイイココアちゃんを見に来てはいかがでしょうか。


それでは最後にもう1枚ココアちゃんから皆様へのメッセージをどうぞ。


ココア七夕



展示 球根ベゴニア 

球根ベゴニア Begonia × tuberhybrida

現在、展示では2008年に交配された品種が展示されています。
その幾つかをご紹介したいと思います。


保存株(047)不明
保存株(135)08-423
保存株(058)08?125
保存株(039)08?219
保存株(117)08-401

当園では大輪咲きの球根ベゴニアが約2000株展示されています。
ご来園された際は 多彩な球根ベゴニアをお楽しみください。
 

                                       植物スタッフ 遠藤

いろいろな足☆ 

こんにちは。バードスタッフの平澤です。
今回は園内にいる鳥の足を紹介しつつ、よくある質問に答えたいと思います!

まずは水鳥の足です。
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コブハクチョウの足。

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カモの足。

コクチョウの足は・・・
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やはり黒い!

水鳥は水面を泳ぐ為、足には水かきがあります。


この太い足は誰のでしょう?
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ダチョウの仲間、エミューの足です。

ダチョウの仲間は走鳥類と呼ばれ、飛ばずに走ることを選びました。
そのため、太くて頑丈な足をしています!


この爪が鋭い足は誰のでしょう?
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タカの仲間、ハリスホークの足です。
獲物を捕まえる最大の武器は足です!そのため鋭い爪を備えています。


フサフサの毛に覆われているけど、鋭い爪がある足は誰のでしょう?
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フクロウの足です!
フクロウは夜、木の上で獲物が来る瞬間を待ち伏せします。
当然、寒い夜もあるでしょう。そんな時フサフサの毛が防寒具になります!

また、獲物に反撃されたときの足の保護の役目もしています!

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シロフクロウの足がまたすごいです。

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足の毛が長いだけでなく、足の裏にも毛が生えています!
パンダやユキウサギも足の裏に毛が生えています。
どうやら防寒と滑り止めの機能がありそうです。

逆にウオミミズクはというと、
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魚を食べる為、足には毛が生えていません!
足に毛があると水に濡れたとき、体温を奪われてしまいます。

このように足だけで生息地の様子や狩りの仕方なんかも分かってしまいます!

最後によく聞かれる質問です。
まず、この写真なにか違和感ありませんか?
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その違和感とは、足が1本なのです!
「フクロウ片脚しかない!!どういうこと?」という声をよく聞きます。

答えは「片脚立ち」をしているのです。
これはリラックスしているときにします!

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<威嚇>
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<リラックス>

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こちらのフクロウに関しては爆睡しています!
枝から落ちることはないのでご安心下さい!

リラックスしている姿は飼育下ならではの光景です。
この姿に癒されに来て下さい!





コクチョウのご紹介 

こんにちは!バードスタッフの村野です。
今回私が紹介するのは、7月2日の私の記事に引き続きこちらの鳥さんです。

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「呼んだ?」

そうです、当園の水鳥池にいる「コクチョウ」です。
コクチョウはオーストラリアに生息する鳥さんで、カモ目カモ科、英名ではBlack Swanと表します。
体も大きく(全長110cm?140cm)、奥にいるアカツクシガモ(全長63cm?66cm)と比べると一目瞭然ですね。

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こちらはコクチョウの顔をアップで撮影。なかなか可愛らしい顔立ちをしています。

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「あ、とらないでよー」

仲良くエサを食べるコクチョウ達。



当園には全部で4羽のコクチョウがいます。
とても人懐っこく、エサをあげるとすぐ寄って来ますので当園にご来園された際は是非あげてみてくださいね!

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ピンチヒッター!! 

皆さん、こんにちは。
バードスタッフの長野です。

今日のブログの主役は・・・

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久し振り(?)の登場、ベンガルワシミミズクの『ランちゃん』です。
今回ランちゃんはタイトル通り、他のフクロウの代理でショーに出演してきました。

何度かブログでも紹介しましたが、
毎日のトレーニングは欠かさずに行ってきたランちゃん。
でも、ショーへの出演は3カ月ぶりなんです。

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後ろに見える箱の中からトコトコと歩いて登場したランちゃん。
そこからショー会場の壺の上へ。

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久し振りのショーで、やはり緊張してしまったのか、
いざショーが始まると飛ぶのを少しためらったりする場面も・・


しかし、しばらくするとショーの雰囲気、お客さんの視線に馴れたのか、
毎日のトレーニングの成果を見せつけるかの様に、飛び始めてくれました。

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綺麗な花の中を大きな翼で元気良く飛ぶランちゃん。
3カ月のブランクを感じさせない飛びをお客さんの前で披露してくれました。

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最初は怖がっていましたが、
馴れてしまえばお客さん前の壺にもこの通り、バッチリ止まってくれました。

まだ、ショーの出演は正式には決まっていませんが、
運が良ければランちゃんがショーに出ているかもしれません。
ぜひ、また当園に足を運んでみてくださいね。



木立ベゴニアの交配 


こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。
今回のブログでは最近行なった木立ベゴニアの交配の様子を載せたいと思います。

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Begonia pearcei
球根性ベゴニア ピアルケイ

今回の交配では黄花の木立ベゴニアを目標に試験的に球根性ベゴニアのピアルケイの花粉を2種類の木立ベゴニアに
交配してみました。
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木立ベゴニア ミドリガスミ
Begonia 'Midorigasumi'

まず、最初に交配を行なったのはミドリガスミという品種です。
この品種は2002年に広島市植物公園が作出した品種で矢竹型の木立ベゴニアとして
初めて黄色の花をつける株として有名になった品種なんです。
花付きも良いため今回交配親として選びました。


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木立ベゴニア ジニー銀河
Begonia 'Jinny Ginga'


次に交配を行なったのはジニー銀河と言う品種です。
この品種は花が淡いピンク色をしており、繊毛に覆われているのが特徴です。
花がユニークなためと大きくなっても株型が乱れないので今回交配親として使用しました。

順調に行けば1ヶ月?2ヶ月程度で種が採種できる予定です。

無事に受粉し種子が取れたら播種して成長を見守りたいと思います。

ヨダレカケズグロインコの紹介 

皆さんこんにちは。バードスタッフの宮田です。
梅雨の最中で湿気の多い日が続きますね。
富士花鳥園周辺もジメジメとした日が続いています。

ジメジメした梅雨の最中でも、鳥との触れ合い空間『ロリキートランディング』の中で暮らす鳥達は元気一杯です。
今日はそんな『ロリキートランディング』の中の鳥を1種類ご紹介します。




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くつろいだポーズでカメラ目線をくれたこちらの鳥は、名前をヨダレカケズグロインコ(学名:Lorius chlococercus、英名:Yellow-bibbed Lory)といいます。






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ヨダレカケズグロインコと良く似ているのが、オトメズグロインコ(学名:Lorius Lory、学名:Black-capped Lory)です。(写真左)
見比べてみると色味や体格が良く似ていますね。




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富士花鳥園にはヨダレカケズグロインコが2羽います。
この2羽はとっても仲良しです。





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羽繕いするタイミングだって一緒。
おまけに羽繕いの格好も一緒です。
まるで合わせ鏡を置いたみたいですね。





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一羽が何かに気付きました。
「おやっ、あれはもしかして…」




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そう、お客様が餌を持ってきてくださったんです。
「わーい!」
大喜びで餌をもらいます。



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その後、数人来られたお客様から餌をたっぷりもらってご満悦の2羽です。




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他のインコ達に比べて少し体格の大きなヨダレカケズグロインコ。
その為他のインコに対して少し威張っています。
「ちょっとその場所をゆずってもらおうか」
「ひえー、勘弁して下さい!」
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「やめてー」
結局他のインコは追い払われてしまいました。



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沢山餌をもらってお腹を膨らませた後は、他のインコと一緒になってお客様の頭の上で遊び始めました。
こらこら、頭の上に乗るなんて失礼ですよ!
しかしお客様は笑って許してくださいました。
優しいお客様で良かったね。




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よほどお客様の頭の上は居心地が良いのでしょう。
うとうとまどろみ始めました。
この様に多少(多少では無いかもしれませんが…)失礼な所はありますが、ヨダレカケズグロインコは人懐っこくて好奇心が旺盛です。
良く似ているオトメズグロインコと見比べて、違いを探してみるのも楽しいです。
当園にお越しの際は、是非触れ合ってみてくださいね。

花売店の球根ベゴニア 

 こんにちは。植物スタッフの石田です。

 今回は、花売店の球根ベゴニアをご紹介します。

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 たくさんの植物に囲まれている花売店で、一際目を惹くのがこの球根ベゴニアです。


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 球根ベゴニア    Begonia × tuberhybrida

 色鮮やかなピンク色が印象的です。


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 花弁の枚数が多く、白色の大輪花です。

 
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 明るく元気な雰囲気を持つオレンジ色は、これからの季節にとても良く似合います。


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 先ほどの球根ベゴニアに必要不可欠なのが、こちらの支柱(左側)と首支え(右側)です。帰る途中で茎が折れたり花が落ちたりしないように、支柱と首支えがしてあることを確認してからお客様にお出しするようにしています。


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 このように、支柱で主幹部分をしっかりと支え、首支えで花が落ちないように固定しています。



 花を育てる事が大好きな人に贈るのも良いですし、ご自分のお部屋に飾るのも、とても素敵ですよ!


チャッピー君 

こんにちは、バードスタッフの吉村です。

前回の私のブログに引き続き、ショーのフクロウの日常を取り上げます。
今回はチャッピー君にスポットを当てて見ましょう。


こちらがチャッピー君です。
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ちょっと垂れ目なのが可愛らしい、男の子です。
チャッピー君は11時30分のショーに出演しています。

ショーに行く前後は他のふくろうさん達とひなたぼっこをしています。
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これはショーに行く直前の写真です。
ショーに連れて行ってくれるスタッフを見つけてじっと見つめていました。
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少しソワソワしすぎて、思わず止まり木から落ちたようです。
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でも大丈夫、自分で止まり木に戻ります。
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そして、ショーの時間が近づいて来て、スタッフが迎えに来てくれました。
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このままショーへ向かいます。


チャッピー君はショーで池を越えてきてくれます。
実はこの写真、チャッピー君が森の中から飛び立った瞬間の写真なのですが、
どこにチャッピー君がいるかわかりますでしょうか?
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良く見ると、写真の中心の辺りで翼を広げようとしています。
わかりますでしょうか?

池の上をスイスイ飛びます。
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そして、ぐんぐんショーのスタッフに近付いて…
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無事到着です!
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池を越えてきた後はお客様の間近を飛びます。
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今日も愛嬌を振りまきながら無事にショーを終えたようです。
チャッピー君お疲れ様です!


そして、またひなたぼっこの場所へ戻ります。
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もう本日の仕事は終わったのでゆったりとくつろいでいます。
その証拠にチャッピー君が片足で立っているのが分かりますでしょうか?
鳥はリラックスしている時は片足立ちをするそうです。

心なしか、ショー前よりも目が垂れているような…?
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ショーが終わってエサも食べたので眠くなってきたのでしょうか?
このまましばらく日光浴をした後ケージに戻ります。


チャッピー君の1日を皆様に御覧頂きましたが、
チャッピー君を知っていた方も、知らなかった方も
チャッピー君に興味を持っていただけたなら嬉しいです。
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それでは最後に真剣に遠くのものを見ている
チャッピー君の上目遣いでブログを終わりたいと思います。
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チャッピー君、ありがとうございました!


※フクロウの体調によってショーに出演しない場合があります。ご了承下さい。

桑の実メニュー!! 

皆さん、こんにちは。受付スタッフの佐藤です。
最近は、じめじめして蒸し暑い日が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?
これから夏本番です!予定がまだない方もまずは当園のブログを見ていって下さい。

さて、今日はこの季節に採れる植物を使ったメニューを皆さんにご紹介したいと思います。
今回は、こちら↓
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こちら、何の木かお分かりでしょうか。
良く見て頂くと、何やら黒い点々とした物がついていますがお気づきでしょうか?

この黒い物体の正体はこちら・・・
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桑の実です。
桑の実は赤い実がつくのですが、日を増すごとに成熟し赤黒くなります。この頃が食べ時なんです♪
当園で採ったばかりの桑の実を使って美味しいスウィーツを作ることにしました。

まず、下地を作る為に
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クッキーを細かく砕きます。
砕いたクッキーを別の容器に移し替え、今度は生地作りです。 

採って来た桑の実を
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この様に潰し・・・

これを
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ヨーグルト・レモン・クリームチーズ・白ワインなどが入った生地に入れます。
これを下地の入った容器に移し替え・・・
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冷蔵庫で冷やすこと30分。
すると、美味しそうなケーキの完成です!
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こちら、350円にて販売していますので是非お飲物と一緒に注文してみて下さい。

続いてクッキーも作ってみました。
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潰した桑の実を乗せ、生地を更に上から被せ・・・
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オーブンで焼くこと10分。すると、こんがり美味しそうに焼きあがりました。
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こちら、可愛くラッピングして150円で販売しています。
お土産に、プレゼントにいかがでしょうか。

?プチ情報?
桑の実は高い高酸化作用で知られる色素、アントシアニンや他、ポリフェノール、ミネラルなどを多く含有しています。又、カルシウムや鉄分、カリウムなどが豊富で目にも良いそうです。
桑椹(そうじん)と呼ばれる漢方薬として中国では、血液を増しさらに、不老長寿の効果があると言われています。

当園にお越しのさ際は是非桑の実ケーキや、クッキーを食べてみてはいかがですか。
ご来園心よりお待ちしております。

トメさんの水浴び 

こんにちは! バードスタッフの山下です。

最近は梅雨の時期で毎日の様に雨が降っています。
撮影日は梅雨の中休みの様で、曇りの天候でしたが、晴れ間も見える日でした。
只今、スタッフが屋根に上って、インパチェンスを植える作業を行っています。
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屋根一面にインパチェンスが咲いて、綺麗になりますよ!

ポカポカ陽気の撮影日、ロリキートランディング内のインコ達はといいますと・・・。
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水浴びをしていました。

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水入れで水浴びをする子もいれば、

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朝の掃除で出来た、水溜りで水浴びをする子もいました。

気持ち良さそうに浴びています。

そこに、当園のロリキートランディングの中で、一番人間に馴れているインコちゃんがやって来ました。

種類は「オトメズグロインコ」学名(Lorius lory)の
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【トメさん】です♪

いつもは、餌が無くても肩に乗って遊んでくれるトメさんなのですが、
今日は、水入れの周りをウロチョロしています。
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みんなが水浴びしているのを見て、トメさんも水浴びをしに来たようです。

動画でトメさんの水浴びシーンを撮りましたので、御覧下さい。


激しい水しぶきを上げながら、豪快な水浴びです。
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トメさんも、大きく翼をバサバサと広げながら全身綺麗に水浴びをしています。
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水浴びは、羽根についた汚れなどを取り除いたりしています。


トメさんが水浴びをしている所に、
コガネメキシコインコとナナイロメキシコインコが、順番待ちをしていました。
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「まだかなぁ??」


水浴びが終わると、丁寧に羽根を整えます。毛づくろいです。
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尾羽の付け根辺りをトメさんがスリスリと顔を近づけているのは、
尾羽の付け根辺りに、油が出る部分があるからです。
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嘴で油をすくい取って、全身くまなく、塗ります。
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少しの雨でも飛べるように水を弾く事も出来ます。

車のワックスがけみたいですね。

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「綺麗になったよぉ?。」

トメさんの近くのインコ達も皆毛づくろい。
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仲良く、毛づくろい。

ビショビショに濡れた、トメさんですが、
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30分後には・・・。
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羽根が殆んど乾いていて、ツヤツヤしています。
乾くのも毛づくろいもあっという間ですね。

「さっぱりしたなぁ?♪」
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午前10時頃迄は、ロリキートランディング内で、お掃除で水を使用しておりますので、
天気がいい日に、運が良ければ、インコ達が水浴びをしている所が見れるかもしれません。

早めに当園にご来園した際には、ロリキートランディングを覗いて見て下さいねっ☆

速報!インパチェンス花屋根! 

こんにちは 植物スタッフの篠原です。

去年より再開した長屋門の屋根のインパチェンス植栽ですが、ちょうど一ヶ月前の6月9日にスタッフで土を乗せ、植えるための準備をしました。
(詳しくは6月9日スタッフ鈴木のブログをご覧ください。)

一ヶ月前にはまだ小さな苗だったインパチェンスも、こんなに大きくなりました。
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梅雨の合間の晴れ間の昨日7月8日に屋根への植栽を始めることにしました。

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まずは栽培場でポットから根鉢ごと鉢を抜き取りトレーに詰めていきます。

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屋根へはフォークリフトで植物を上げていき、屋根上のスタッフが受け取ります。

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屋根への植え込みの様子です。
結構な急斜面です。一般的な屋根より若干傾斜がきつくなっており、上部ほどその角度は大きくなっています。

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何もなかった屋根に植物を植えた瞬間にたくさんの訪花昆虫がやってきます。

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屋根の上はさえぎるものが何もなく、照り返しもきついのでとても暑くなり、傾斜もきついので足腰の痛くなる作業です。
昼過ぎには私も顔や手足が真っ赤に日焼けしていました。
そんな重労働ではありますが、栽培以外の部署のスタッフも応援に駆けつけてくれまして、富士花鳥園スタッフ一丸となって作業を進めていきました。


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本当は数日で植え込む予定でしたが、たくさんのスタッフの協力でなんと一日で植え込みが完了しました!
まだ、植え込んだばかりの苗なので少し寂しいですが、どんどん大きくなって屋根の上を花一面で覆ってくれるでしょう!!
皆様お楽しみに!

新入生 

こんにちは。バードスタッフ(フクロウ)の宮本です。
今日は新たにこの富士花鳥園にやって来た、オナガフクロウの雛を紹介したいと思います。


オナガフクロウの雛は6月19日に富士花鳥園へやって来ました。
この時点で生後2ヶ月位だと思われます。見慣れない場所や人に戸惑っているようです。
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今は環境にも人にも大分馴れてきました。堂々と止まり木に止まっています。
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グローブの上にとまり餌をおねだりして来ます。
まだ正式に名前は決まってませんが、私達はこの子を『ハク』と呼んでいます。
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当園の展示室には大人のオナガフクロウがいます。ハクちゃんも大人になったらこんな風になるのかな?
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まだ頭に子供のフワフワとした羽毛が残っています。これが抜けて大人のしっかりとした羽が生えてきます。
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後ろから見ると、タンポポの綿毛のような頭です。
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しかし、真剣な眼差しの中には野性味が潜んでいます。
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そしてこのするどい爪の付いた足は、しっかりと獲物(主にネズミ等)を捕らえる強い力を秘めています。
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でもやっぱりまだ子供です。ごはんを食べたら眠くなってしまいました。
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「ショーにデビューして皆様にお会いできる日を楽しみにしています。おやすみなさーい。」
ハクより。

斑入り!ストレプトカーパス 


こんにちは。植物スタッフの薄井です。


最近、立て続けに ストレプトカーパス のファンの方がいらしてくれました!

沢山の満開の花を前に「どれも可愛くて、目移りしちゃいます」
・・・なんて嬉しい一言も。

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今日は、その方々にご好評いただいた
ちょっと変わった品種をご紹介したいと思います。


展示されているので、その写真をご覧ください。

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一見、素朴で普通な感じを受けますが

よく見て頂くと・・・

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斑入りの葉をしているんです!!

涼しげな表情が、これからの季節によく合うと思いませんか?


2月頃に葉差しをしており、
やっと6cmポットに植えられる大きさになりました。

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白い斑が綺麗に出現していて、とっても順調に育っています。


・・・とはいうものの、
色合い的に今の季節に販売したかったのですが、もう少し掛かりそうです。



今、≪可愛い≫ストレプトカーパスをご提供できるように頑張っているので、
ご来園の際は、花売店だけでなく

是非、栽培場にも足をお運びください!

大きな羽根のフクロウ 

皆さん、こんにちは。バードスタッフの三村です。

毎日ジメジメしている梅雨真っ只中ですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?

それでは今日のブログに行きたいと思います。
今日のブログは梅雨の時期の貴重な晴れ間のフクロウの様子を載せたいと思います。



最近は、雨も多く中々晴れ間が無かったのですが、この前朝から晴れていたので、久し振りにフクロウ達に日光浴させました。その時の様子を今日は紹介します。
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最初の写真はこちらになります!!

よほど気持ちが良かったのか、羽を大きく広げて全身でお日様の恵を感じていました。

こちらの子は、ベンガルワシミミズクの「サクラちゃん」です。
現在、サクラちゃんは、換羽の為、ショーをお休みしていますが、ようやく換羽も終わってきたので、現在は、ショーの復帰の為に、練習しています。


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真正面からも撮って見ました。

この角度から見ると、フクロウの羽根の大きさが良く分かると思います。
普段、羽根を閉じている時は大きさは分かりませんが、この様に羽根を広げるとこんなにも大きいんです!!

さすがに、この日は少し暑かったのか、口を開けて体温を下げていました。
フクロウ達は、汗を掻く事が出来ない為、直接血管を冷やすことにより体温を下げてコントロールしています。この口を開けるのも少しでも涼しい風を体内に取り込んで体の中から冷やそうとしているんです。


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この写真は、真横から撮って見ました。

この写真に写っているのは、片方の羽根だけです。
こうやって見ると、以下にフクロウの羽根が大きいのかが分かりますよね。

1枚1枚見てみると、それぞれ模様が違っていて、何枚にも重なってこの羽根が出来ているのが分かると思います。この羽根で、空を飛ぶので、大きく、そして繊細な作りになっているんです。

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バッチリとカメラ目線をしてくれたサクラちゃん、本当に気持ちが良さそうです。

普段、この様に羽根を大きく広げることは無いんです。
その為、私達スタッフでもあまり見ない行動なので、撮れて安心しています。

最近は、梅雨という事もあって、中々フクロウ達を日光浴させる事が出来なかったのでこの日にたいに、晴れてくれると、ようやくフクロウ達に日光浴をさせる事が出来ます。

フクロウ達も久し振りに屋外そして空から降り注ぐ太陽光を浴びていました。

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最後の写真は、本当に気持ち良さそうなサクラちゃんの表情です。

園内 



梅雨の時期、気持ちが低下してしまいそうではありますが
訪れるお客様からの笑顔を頂き、冨士花鳥園は賑やかな日々が続いています。


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最近、お子様を連れたお客様が増え 園内では元気に走り回る姿も見かけます。

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池の上には植物が吊るしてあり、その鉢から水滴が池に落ちています。
お客様から絶大な人気をいただく池。多数のお客様はカメラ、携帯カメラで撮影しています。
私も ブログ写真の題材によく撮影しますが、幾度撮影しても飽きることはありません。
  


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愛らしい風景を撮影してみました。

少し恐々した様子で姉妹が魚に餌をあげています。
水の中に手を入れてみると魚がよってきて楽しいことが起きるかもしれません。


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手作りの箱に入りきれないほどのお花。梅雨の季節では植物がお花を落とす機会も多くなり
お客様はうれしそうにお花を抱えて帰られます。
スタッフによる植物の手入時にお花が手に入ることもあります。

箱は花売店・レストランにありますのでご自由にお使いください。

                                      植物スタッフ 遠藤

バードショーの様子です。 

こんにちは。バードスタッフ宮本(インコ)です。
今日はバードショーのご案内をいたします。
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11:30と13:30に行われるバードショーにはタカやフクロウが登場します。天気が良いときは富士山の見える屋外ショー会場で、悪天候の場合はベゴニアが咲き誇る温室内のショー会場でショーを行います。

バードショーの特徴は、普段飛んでいる姿を間近に見ることが出来ない鳥達の姿を非常に近い距離で見ることが出来るということと、お客様の頭上をかすめるようにして猛禽が飛んで行く、スリル満点の迫力あるショーであるという点です。
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大きな翼を広げて迫ってくるフクロウ(ミミズク)の様は、猛禽類と呼ぶにふさわしい力強さを感じさせます。
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天気の良い日には、バードショーの中でハヤブサが登場することもあります。
見た目は可愛いのですが、ハヤブサは非常にすばやく飛ぶことの出来る猛禽で、ショーの中では執拗にエサ(疑似餌)を追いかけるハンターとしての本領を発揮してくれます。
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強靭な脚でしっかりとキャッチしたルアーに取り付けてあるエサ(肉)を、強力なクチバシでむしり取る様はさすが猛禽類と思わせるに十分な獰猛さがうかがえます。
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皆様も是非、迫力あるバードショーを見に来てください。

※ハヤブサは2回行う屋外バードショーの内の、1回のみ登場いたします。悪天候のために屋内バードショーになった場合、ハヤブサは登場いたしません。

エラチオール・ベゴニアの成長 

こんにちは 植物スタッフの篠原です。

以前紹介しましたハンギングタイプのエラチオール・ベゴニア(Begonia×hiemalis)が成長しましたので、その様子を報告したいと思います。

前回の記事は以下のリンクよりご参照ください。
前回のエラチオール・ベゴニアの記事

前回はポット苗だったエラチオールベゴニアも吊鉢から垂れ下がり始めるまで大きくなりました。
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選抜番号 HB09-79F
明るいピンクの小輪多花品種です。

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選抜番号 HB09-79L
先ほどの品種より派手なピンク色の品種です。

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選抜番号 HB09-79P
こちらは淡いピンク色の品種です。

ハンギングタイプとして育種しておりますので市販されている鉢花のエラチオール・ベゴニアとは株姿がかなり違います。

7月に入りだいぶ気温が上がってきましたが、緑色の濃い葉を茂らせ次々花を咲かせてくれます。
花の寿命も普通の球根ベゴニアより長いようです。
こうした耐暑性のグループを今後も交配していきたいと思います。

黒い体の正体は 

はじめまして、バードスタッフの村野です。
今回私がご紹介させて頂きます鳥さんはこちらの子です。

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この黒くて長い首。




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そして立派な水かき。




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綺麗な赤い色をしたクチバシ。


さて、もうお分かりになった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実はこの3枚の写真は全て「コクチョウ」の体の一部だったのです!

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こちらが今回主役のコクチョウ。もともとはオーストラリアに生息しています。
クチバシや目の赤い色を除けばほとんど真っ黒ですね。漢字で書いても「黒鳥」とそのままです。
ハクチョウは知ってるけどコクチョウは知らなかった!という方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。


富士花鳥園では全部で4羽のコクチョウ達がカモやアヒルなどといった他の水鳥達と仲良く暮らしています。
とても人懐っこく、手からもエサを食べてくれますので、是非遊びにいらして下さいね!


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