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球根ベゴニア×木立ベゴニア現在の様子 

こんにちは 植物スタッフの篠原です。

以前、私のブログで紹介しました交配ベゴニア(球根ベゴニア×木立ベゴニア)があれから成長しましたので、その様子を紹介させていただきます。
最初の紹介のブログは下記リンクよりどうぞ。
ベゴニア品種改良

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ポットから鉢替えしてしばらく経ちました。
木立ベゴニアの様に立ち性で、分枝が多いです。

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同じ品種を葉が見やすい角度から。
葉には細かな点模様が沢山入ります。

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こちらは兄弟です。

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こちらも別角度で葉を見てみましょう。
葉色が濃く、球根性ベゴニアのドレゲイ・グラスゴウのような模様が入ります。

その他の兄弟もそれぞれ模様が微妙に違って現れています。
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今回の交配種は皆、木立の性質が大きく現れているのか成長スピードは木立ベゴニアと同じくらいで、球根ベゴニアより少し遅いようです。
葉の模様は綺麗に出始めましたが、残念ながらまだ花が上がってきていないので、早く花を咲かせて欲しいですね!

白鳥の湖 

皆さんこんにちは。バードスタッフの宮田です。
最近の富士花鳥園周辺は日中も震えるほど冷え込むことが多いです。
皆さんもどうか体調に気をつけてお過ごし下さい。

今日は朝から雨が断続的に降り続いて、朝霧高原周辺は文字通り朝から霧に覆われました。

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屋外にある水鳥池に足を運んでみると、一面霧に覆われた幻想的な景色が広がっていました。



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そんな中霧の中からゆっくりと姿を現したのは……



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白い体色が美しい、白鳥さんです。
種類をコブハクチョウといいます。
中央アジアやヨーロッパを中心に生息します。
日本でも動物園や様々な施設で比較的良く目にされる鳥で、見かけたことがある方も多いのではないでしょうか。



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コブハクチョウの『コブ』という名前の由来は、嘴の付け根にある瘤からきました。



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ちなみにコブハクチョウと正反対の体色をしているのが、コクチョウです。
こうして並んでみると、コブハクチョウの方が一回り大きな体つきをしているのが分かります。
コクチョウとハクチョウ…何だか子供の頃読んだ『白鳥の湖』の話を思い出してしまいます。



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ちょっと気の強いところのあるコブハクチョウですが、餌をやると他の水鳥達と分け合って仲良く食べます。
こんな風に優しい所もあるんです。




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餌をもらって満足したのか、再び霧の中に消えていきました。
その絵になる姿に、思わず心の中で白鳥の湖のバックミュージックをかけてしまいました。
皆さん、富士花鳥園にお越しの際は、元気なコブハクチョウたちを是非見ていってくださいね。

椎茸栽培中 

こんにちは、受付スタッフの鈴木です。
今日は富士花鳥園内で栽培している椎茸の様子をお伝えさせて頂きます。
(2008年度に椎茸の種菌を植え付けたほだぎの昨年の様子はこちら

ただお伝えするだけではつまらないかなという事で、
富士花鳥園の受付嬢、スピックスコノハズク「ココアちゃん」と、
アフリカヒナフクロウ「ミルミルちゃん」にも登場して頂きましょう。
「ミルミル、富士花鳥園の椎茸を探してくるのだ」
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↑ガフールの勇者ごっこ中のココアちゃん
「ココア先輩、任せて下さい!」
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↑同じくなりきってみようとした結果、自衛隊さん風になったミルミルちゃん

二羽とも遊びに夢中になっていたので、結局寂しくも人間だけで椎茸収穫に向かいます。
今年も椎茸は無事成長しているのかと心配しつつも収穫に向かいますと・・・ありました!
stk-1.jpg近寄ってみましょう
stk-3.jpgたくさんの椎茸がスクスクと育っていますがお・・・大きい
どの位大きいかと言いますとこんな感じです↓
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携帯サイズまで成長した椎茸を私うまれて初めて見ました
スーパー等でみかけるサイズで収穫できた椎茸もちゃんとありましたのでご安心を
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ちょこんと一生懸命生えている姿がちょっとかわいらしくもありました。
収穫した椎茸はきれいに洗い、干して細かく刻みレストランにて販売中の豚汁の具材に
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定期的に供給できる程の量は残念ながら収穫が難しいので、
豚汁をご注文のお客様のお椀の中に椎茸が入っていたらラッキー☆ですよ♪

その頃受付では・・・↓じゃじゃーーーん!
「どうっココア先輩!私すごいの見つけたんだからっ!」
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ミルミルちゃんは留守番してただけなのにご覧の通りのしてやったり顔
それにしてもミルミルちゃんサイズの椎茸があった事もこれまたビックリ

ジョナ・リンゴ 前編 

こんにちは、バードスタッフの吉村です。
今日は当園産まれのオオフクロウ兄妹のジョナくん、リンゴちゃんを取り上げます。

ジョナくん、リンゴちゃんは日中、ガラスの無いところでお仕事しています。
この写真の向かって右側にフクロウ達が並んでいます。
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向かって左側がリンゴちゃん、右側がジョナくんです。
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リンゴちゃんは妹ですが、メスなのでジョナお兄ちゃんより体が大きいです。

手前がリンゴちゃん、奥がジョナくんです。
リンゴちゃん、何かが気になる様子…
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「見て見て!あっちに何かあるよ!」

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「あ!ホントだ!」
…なんて、勝手にセリフつけてしまいましたが、偶然2羽ともこちらを見てくれました。
ジョナくん、リンゴちゃんは色んなものが気になるようです。

ちなみに後ろから見るとこんな感じです。
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後ろから見ると微笑ましい光景ですね。
特に何も無かったのですが……真剣に何かを見ていました。

この様に、キョロキョロしながら愛嬌を振りまいているジョナくん、リンゴちゃん。
実は2羽はここでお客様を迎えるほかに、ふれあいの時間に出演することもあります!

2羽のふれあいの仕事っぷりはまた次回のブログで取り上げようと思います。
どうぞお楽しみに!
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リンゴ:「はっ!後ろから見られてた!!」

球根ベゴニア 紹介 

こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。

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今回のブログではピラミッド南側に展示されている球根ベゴニアを紹介します。

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球根ベゴニア Begonia × tuberhybrida
この球根ベゴニアは姉妹園である松江フォーゲルパークで作出された品種で、
スタンドタイプの球根ベゴニアとしては珍しく、複数の蕾がまとまった時期に開花します。

その分、1つの花は小さくなってしまうのですが、
この咲き方にも大輪の花とは違った良さがあります。

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1つの花に注目してみるとただ淡いピンク色と言うわけではなく、
花弁が多いため花弁の芯の部分が白くなっています。

当園に展示されている球根ベゴニアは1200鉢ほどありますが1鉢1鉢に個性がありますので、
お気に入りの1鉢を探してみては如何でしょうか?



マガモの雛の成長様子と、食事の様子 

皆様、こんにちは。 バードスタッフの山下です。

本日は、当園で今年人工孵化し、人工飼育のマガモの雛を取り上げたいと思います!

只今合計、3羽のマガモが孵化しました。
今日も、3羽仲良くロリキートランディングで生活しています。
一番最初、7月10日に孵化したマガモの翼の付け根辺りが大人の羽根に生え変わって来ています。
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この羽根の色合いから、最初に孵化したマガモは♂のようです。

こちらが♂の成鳥の羽根の色です。
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パパ達の羽の色合いを見ると判りやすいかと思います。
3ヶ月と約1週間でこれぐらい成長しました。あっという間でした。
7月13日と7月21日に孵化したマガモはまだ子供の羽の色で、ママと同じ羽の色です。
どちらの性別になるか、楽しみです♪

この、地味な羽根の色にも意味があります。
草の生えた地面で卵を産み、子供を育てる為、地味な茶色い色の方が敵に見つかりにくく、
保護色となっています。

マガモの雛の3羽は、食事が実は他のロリキートランディングで生活している仲間とは別の時間帯に与えています。
鈴の音がしたら、餌が食べられるように、只今教えているところです。

食事の時間は朝と夕方の2回です。

マガモ3羽の食事風景を録画しましたので。動画をご覧下さいませ。

食事の時間になると、入口付近をそわそわそわして、スタッフが来るのを待って、鈴の音の合図で餌を食べさせています。手で鈴を鳴らしています。

このように、音=食事と関連させるように教えています。
将来は、お客様に鈴をならして頂き、鈴の元へ来る様にしていきたいと考えております。


お腹が一杯になると、次はお遊びタイムです。

朝の時間帯は、お客様をお迎えする準備でロリキートランディング内の清掃を毎日行っております。

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その時使用するデッキブラシに雛達は興味津々みたいで、ガジガジと齧って遊んでいます。

一番最初に孵化したマガモちゃんは、餌を持ってきてくれたスタッフの袖をガジガジ遊んでいます。
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背伸びをしてまでガジガジガジ・・・。
「噛ませてよぉ?!」
餌を人から貰っているので、人に大分慣れてきているようです♪

パパ・ママのマガモ達もそんな雛の成長を温かく見守っているようです。
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「すっかり、大きくなったわね。」


マガモの雛の3羽は、ロリキートランディング内の手前の出入り口側の砂利の中にいますので、
御来園の際には、是非マガモ3羽を見に来て下さいねっ★
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「是非、僕達を見に来て下てね!」

ど根性カンパニュラ 

こんにちは。植物スタッフの石田です。

今回は、少し変わった場所に生えているカンパニュラをご紹介します。

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 壺の上に乗っている、星型の青紫色の花を咲かせる植物、
名前を「カンパニュラ アルペンブルー」  Campanula poscharskyana ‘Alpen Blue’
と言います。
 その大株カンパニュラの壺の下から生えている、小さなカンパニュラをご覧頂けますでしょうか。

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 壺の下から生えているとは思えない立派な姿です。

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 横側から覗いてみると、白い根を見ることが出来ます。壺と床の間で、力強く根付いています。

カンパニュラは株分けで増やすことが多いのですが、今回の場合は、壺の上の大株カンパニュラから自然に出来た種がこぼれ、発芽したのではないでしょうか。

大株カンパニュラには自動潅水器を挿しているので、潅水器から滴り落ちた水のおかげで、枯れずにここまで育ったのではないかと思います。

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 実は先ほどのカンパニュラの反対側に、もう1つ育っていました。

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 こちらの場合は、近くにあった球根ベゴニアの鉢から土が少量こぼれ落ち、そこに運良く種が落下し、発芽したようです。

 今では土の上に苔が生え、程よい湿り気が保たれています。

 ビニールポットに植え替えて育てたほうが生長が良くなるので、植え替えようとも思いましたが、植物の力強さに感動してしまい、このままの状態で置いていました。
 

 2株とも、枯れてしまうことなく育っていてくれて嬉しい限りです。


 

冬といえばシロフクロウ 

こんにちは。バードスタッフ(フクロウ)の宮本です。
秋めいた肌寒い気候になってきました。
そろそろあの方の出番ですね。
そう。シロフクロウです!
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今回はシロフクロウのキタロウ君の調教シーンをお届けしたいと思います。


シロフクロウは北極圏のような寒い地域に生息するフクロウです。
雪の世界で保護色となる色合いをしています。しかし、色とりどりの花の中では目立ちますね。
暑さに弱いため、夏の間はお休みをしていました。
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涼しくなって元気はつらつのキタロウ君の姿を御覧下さい。






「一生懸命飛んだよ。ご褒美のゴハン頂だい。」
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「ごっくん。」
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「満足♪」
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キタロウ君は10月24日より、10:30?のフクロウショーに再デビューします。皆様見に来て下さいね!
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模様替え 

こんにちは。植物スタッフの薄井です。

今週、フクシア展示の一部を模様替えしました。
その時の様子です。

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今まではフクシアの前列に台を設け、サンパチェンスを展示していました。

今回は、展示スペースにゆとりを持たせるために
前列の台を退けることにします。

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スッキリ!

さて、ここをどうするのかと言うと・・・

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この、葉の美しい植物。コリウスを植込んでいきます!

今までは、お客様の目に触れることのない栽培場の奥にいました。
でもコレクション数は100品種を超えるほどです。


「植込む」ので、勿論、土壌を整備しなくてはなりません。

根切りして、土留めして、培養土を充填して・・・

植込んで、植込んで、植込んで、・・・・・。


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如何でしょう?

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人によっては、あまりに多様な葉色で「気持ち悪い」と感じる方もいるようですが、
そんな方でも気に入って頂ける葉色がきっとあると思いますよ。


是非、じっくり、ゆっくり見学に来て下さい。

イベントの様子 

皆さんこんにちは。バードスタッフの三村です。
最近は、肌寒い日が続きますが、皆さん体調は崩していませんか?
ようやく、暑い夏が終わって、すごしやすい秋となりました。
秋と言えば色んな秋を想像されると思いますが、皆様の今年の秋は何でしょうか?


今日のブログは、先日NHKで行われたイベントの様子を写真に撮ったのご紹介します。

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当日は大勢のお客様にご来園頂きとっても賑やかなイベントになりました。


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当園からは4羽のフクロウ達がイベントに参加してくれました。この写真のフクロウは、チャッピー君です。
以前にもブログに載せましたが、ベンガルワシミミズクの「チャッピー君」、シロフクロウの「キタロウ君」、ワシミミズクの「マーちゃん」、メンフクロウの「モモちゃん」このフクロウ達が当日頑張ってくれました。


インコ
今回のイベントの内容は、動物との触れ合いがメインで行われ、当園の姉妹園でもある掛川からも多くの鳥達が参加しました。この写真に写っているのは、ケープペンギン、オオハナインコ、ヨウムと言ったとっても可愛い鳥達です。


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もちろん、当園のフクロウ達も色んな形でこのイベントに参加させて頂きました。
当園のフクロウ達は特設ステージにてショーを行いました。
ショーに出演したのは、チャッピー君、キタロウ君の2羽が出演してくれました。
特設ステージでは、大型のモニターを使って、フクロウの生態などを分かり易く説明し、そしてお客様の前をフクロウが飛ぶと言ったようなショーに参加しました。


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フクロウ達は、ショーだけではなく他にもイベントを盛り上げる為に活躍してくれました。
この写真の様に、テントの中にフクロウを展示してお客様に間近でフクロウを見てもらったり、一緒に写真を撮ったりなど、来園されたお客様を喜ばせていました。


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このイベントには、NHKや日本テレビのマスコットキャラクター達も一緒にイベントを盛り上げてくれました。



ハロウィン×ココア 

みなさまこんにちは。 受付スタッフの小林です。
ちょうど、1年前から「ココアちゃんの季節シリーズ」を始め、丸1年分の四季折々の
ココアちゃんをお届けしてきました。多くの方に好評で、毎月楽しみにして下さっている
方もいらっしゃいますので、ひきつづきこれからも「ココアちゃんの季節シリーズ」を
ご紹介して行きたいと思いますので、今後ともお付き合いくださいませ!!


10月は『ハロウィン』と言う事で、ココアちゃんに魔女になってもらいました!!

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・・・・・この画!!  どこかで見たような画に見えませんか!?

「魔女の宅急便」のパン屋さんのあれを連想してしまったのは私だけでしょうか・・・。



さて。
ここからはココアちゃんの色々な表情に注目してお楽しみ下さい♪

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「夜はやっぱり眠いなぁ・・・。」めがとろ?んとして来ました。


「いけない、いけない、ちゃんと目を開かなきゃ!」
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しっかり目を開いています!
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かわいい!!!(←親バカ・・・。)
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ちゃんとカメラ目線だってできます!!
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たけちゃんの止まり木も「ハロウィンバージョン」になっています☆

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そしてあの方はというと・・・?





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間からしっかり覗いていました!

・・・そうです。わんぱくミルミルでした☆


それぞれの受付フクロウ達の止まり木も「ハロウィン」バージョンだったり、
秋の「すすきフクロウ」バージョンになっています。
ご来園の際は、秋バージョンになっている受付フクロウ達にも
注目してあげてくださいね!


ロリキートランディングの様子 

こんにちは。バードスタッフ宮本(インコ)です。
ようやくすごし易い季節になってまいりましたが、皆様は如何お過ごしでしょうか?
鳥達にとってもこの季節は過ごし易いようで、あちらこちらで気持ちよくお昼寝をしております。
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こちらのヒインコ2羽は仲良く並んでお昼寝です。

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こちらのゴシキセイガイインコは私がすぐ傍に近づいても、あまり気にする様子もなく寝ております。

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フトフムネアカゴシキセイガイインコの2羽は、左右対称になってハートマークのように見えます。

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オトメズグロインコはさっきまで寝ていたので、大あくびをしています。

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キンケイの雄は左脚を後ろにのばして、伸びをしていました。リラックスモードです。

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オシドリの2羽は恋の季節のようで、お昼寝どころではないようです。雄のほうから雌に対して独特の鳴き声を出してアピールしてみたり、雌が雄に寄り添うように近づいていったりしています。でも、どちらかが近づこうとすると、もう片方は逃げて行ったりしてなかなか上手くいかないようです。
写真でも少し離れていますが、この距離がこの2羽の微妙な関係を表しています。


富士花鳥園のあります朝霧高原では今、ススキが見頃です。富士花鳥園を出て国道139号線を山梨方面に1分ほど車を走らせますと、両側にススキの野原が広がります。
当園できれいな花や可愛い鳥達を見た後は、黄金色のススキ野原もお楽しみ下さい。

見頃 

ブルグマンシア Brugmansia

当園では現在7品種の株が展示されています。
その中で現在2株の大木が沢山の花を咲かせ見頃となっています。


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ブルグマンシアの大株は私が初めて当園に訪れた時すでに展示されていた記憶があり
それを考えると15年以上、ご来園されたお客様や私たち従業員を楽しませてくれています。


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ブルグマンシアの花は一年を通して4回?5回程 一斉に蕾を開花させますが
その花株姿は見事としか言いようがありません。


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幹、枝を覆う緑色の苔 独特の風合いが楽しめます。


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見るからに大きい大木ではありますが、年輪は見られません。 

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根が木鉢を内側から破壊するほど成長、ピートモスも長い年月の間に
栄養として吸収され跡形もありません。

                                   植物スタッフ 遠藤

水鳥だってお洒落したい! 

皆さんこんにちは!バードスタッフの村野です。
すっかり涼しくなり、朝や夕方には少し暖かめの上着が必要になってきました。
さて、秋と言えばファッションの秋!お洒落な服を楽しむ季節です。
そんな中、当園の水鳥池にも流行を先取りしている水鳥がいました。

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そうです、コクチョウです!
どこがお洒落なのかと言いますと・・・

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なんと、翼の先端の羽根がひらひらとしていて私達人間で言うフリルスカートみたいになっていました。

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ちょっと失礼して、カメラを近づけて近くで撮らさせていただきました。
このように近くで見てみても、とても可愛らしい形をしています。

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「私達だってお洒落したいものねー。」

どうやら水鳥達にとっても秋はファッションの季節だったようです。
当園にご来園された際は、ぜひ水鳥池へお洒落なコクチョウ達を見に足をお運びください!

日光浴☆ 

こんにちは、バードスタッフの平澤です。
最近は秋晴れが続いているため、鳥達は気持ち良さそうに日光浴をしています!
今回は日光浴の様子を紹介します。

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エミュー牧場を見てみると何やら黒い塊を発見しました。

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正体はエミューが腰を落ち着けて日光浴をしていました。
だいぶウトウトしています。

水鳥池でもアヒルとカモが日光浴中。
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完全にリラックスできないのか、
目は開けて辺りを気にしています。

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直射日光が暑いのか、日陰でくつろぐ子もいます。

ハリスホークの日光浴シーンを撮影しようとしたのですが・・・

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水浴びをしていました。
この後はちゃんと翼を広げて乾かしていました。

このように昼間に活動する鳥達は気ままに日光浴をしています。
意外かもしれませんが・・・
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夜行性のフクロウも日光浴をします!

日光浴は骨の形成に必要なビタミンDを生成するために重要です。
夜行性のフクロウも例外ではありません。

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翼を広げて気持ち良さそうです!
このポーズは生態系の頂点にいるからこそできるのではないでしょうか!!

鳥達が日光浴をしている姿はとても癒されます。
ぜひ、この姿を見に来てください!

木立ベゴニア:リスターダ 

こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。
今日は展示されている木立ベゴニアの中でも一風変わった品種を紹介したいと思います。

listada all

木立ベゴニア リスターダ
Erect stemmed begonia‘listada’

listada leaf

この品種は左右非対称なベゴニアの葉の中でも特に変わった形をしており、鏃のような形をしています。
良く見ると白い毛も生えています。
また葉の色も特徴的で、葉の中心の葉脈部では白い色をしていますが、
葉の外側になるにつれて明るい緑色になり、一番外側では濃い緑色になっている
コントラストがとても美しい美葉種です。

listada flower
花付きも良く、淡いピンク色の花をいくつも咲かせます。
花にも薄っすらと毛が生えており可愛らしいです。

現在、ロリキートランディングの近くのひな壇に展示してありますので、
お越しの際は探してみてください。

受付トリオ! 

皆さん、こんにちは。
バードスタッフの長野です。


今日のブログの主役は、当園受付自慢の受付嬢たち!!
受付嬢と言っても、スタッフではありませんよ。
実は、当園受付には3羽のフクロウがいるんです。
ブログなどでも、よく紹介されているのでご存知の方も多いと思いますが・・・



まず、一羽目は、

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モリフクロウの『タケちゃん』。
受付奥の止まり木にいつもいます。

写真のタケちゃん、若干細くなっているのがわかりますか??
受付スタッフのブログには良く書かれていますが、タケちゃんには天敵のスタッフがいるんです。
そのスタッフを見つけると、写真の様に細くなってしまいます。
タケちゃんの天敵スタッフとは、


実は、私のことなんです・・・
なぜかタケちゃんに嫌われてしまったらしく、私が近付くと細くなるタケちゃん。
細くならないのはゴハンをあげてる時くらいです。

続いて、2羽目は、

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アフリカヒナフクロウの『ミルミルちゃん』。
ミルミルちゃんの定位置は、受付右隅。
いつもお気に入りのヌイグルミ(静岡の某テレビ局キャラクター)と仲良く遊んでいます。

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・・・仲良し??

そして、最後に紹介するのは当園受付のアイドル、

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スピックスコノハズク『ココアちゃん』です。
ココアちゃんはいつも受付中央にいますよ。

この日のココアちゃんは、おねむなご様子。
仕事中にも関わらず、今にも眠ってしまいそう。
必死に眠気を我慢しているみたいです。
でも・・・

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・・・負けました。
睡魔に負けて、ぐっすりなココアちゃん。
ゴハンを食べたばかりでお腹いっぱいだったので、余計に眠かったみたいです。
この後、しばらくは受付業務をお休みしてました。



こんな風に自由なフクロウさん達。
もちろん受付以外にも、沢山のフクロウがいますよ。
皆様も、ぜひフクロウさん達に会いに来てあげてくださいね。

変身! 

みなさまこんにちは。受付の遠藤です。

連休はいかがお過ごしでしたか。
一日お天気が残念でしたが、どこかへお出掛けした方もお家でのんびりされた方も
リフレッシュできたのではないでしょうか☆

この季節は天気の移り変わりが激しくいいお天気がなかなか続かないですよね。
そんな今の季節のように今回は園内で見つけた「変わる」を集めてみました☆

フクロウさん達は「苦手」が視界に入るとこんな風に変わってしまいます!
ココア
 いつもはふっくらココアちゃんも・・・・         こんなに細く! 



たけ
   美人なたけちゃんも・・・・             こんなに険しい顔に! 

同一人物(同一フクロウ?)とは思えないくらいの変身ぶりですよね!

たけちゃんの「苦手」には、とあるスタッフも含まれます(^^)
そのスタッフを見かける時もこんな風に変身してしまいますのですが、
似た人でも時々険しくなっていることがあります☆



お花の変身ぶりも動物に負けずスゴイです。
中でもスゴイ!と思ってしまうのはベゴニアです。

なぜかといいますと・・・「薄い」のです!
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小さくてこんなに薄いのに・・・・       立派な大輪の花へ!

あんなに大輪の花なのに“できたて”の蕾は二枚貝のように薄いんですよね。
(私は見かける度にホタテ貝を連想してしまいます^^;)
蕾を見かけると、大輪の花の全てがこの小さな中につまっていることに、
生命のすごさのようなものを感じます!



なんとなく見ている風景もよく見ていると、いろいろな変化があることに気づくと面白いですよね。


最後はホッとするこの変身ぶり。
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ぱっちり目のミルミルちゃんも・・・         リラックスしてこんなにまるく!

連休中のバードショー 

皆さんこんにちは。バードスタッフの宮田です。
最近急に寒くなって、秋というよりも冬を感じる今日この頃です。

今日は、先日の連休中のバードショー風景をご覧頂きたいと思います。


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まずフクロウショーの様子からご覧下さい。
沢山のお客様がショーを観に来て下さいました。



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1番手に出てきてくれたのは、ベンガルワシミミズクのサクラ君です。
高めの位置から格好良く登場してくれ、フワフワとした優雅な動きでお客様を楽しませてくれました。




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続いてクロワシミミズクのゴン君が登場しました。
クロワシミミズクは当園でも1・2を争う大きなフクロウです。
翼を広げたときの姿は圧巻。
お客様もその大きさにビックリされたようです。
しかし体つきに似合わず少しとぼけた顔立ちと、高めの鳴き声はとっても可愛いんですよ。



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サクラちゃん、ゴン君はお客様の近くを飛んで楽しませてくれました。
次に出てきてくれたのは歩く姿がユーモラスな、ベンガルワシミミズクのヒュウちゃんです。
実はフクロウさん、歩くのも得意なんです。
ショー会場をチョコチョコ歩く姿に、お客様も思わず顔をほころばせていらっしゃいました。



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続いて、屋外のバードショーの様子をご覧下さい。
秋晴れの気持ち良い天気の中、フクロウショー同様沢山のお客様がいらっしゃいました。



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最初に頑張ってくれたのは、ハリスホークのシグレ君です。
頭上ギリギリを飛ぶので、まるで自分がシグレ君の獲物になったかの様なスリルを味わえます。
シグレ君がお客様の近くを飛ぶたびに歓声があがって、とても賑やかなショーでした。



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2番手に登場したのは、ベンガルワシミミズクのもにょ君です。
シャープな印象のハリスホークに比べ、フクロウはのんびりマイペース。
「おなかが空いたよー」と餌をねだる声と愛嬌のある顔立ちで、お客様の笑いを誘っていました。
連休中は終始とても賑やかで、活気のあるショーとなりました。
今は連休も終わり落ち着いた雰囲気ですが、鳥達はいつも頑張ってショーを盛り上げてくれています。
富士花鳥園にお越しの際は是非、そんな鳥達を見に来てやって下さい。








ピレアの葉と花 

 こんにちは。植物スタッフの石田です。


 9月15日のブログで紹介致しました「ピレア」ですが、無事に花が咲きました。

 真っ先に花から紹介したいところですが、ピレアは葉の色、形も素敵ですので、まずは葉からご覧ください。

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   ピレア   Pilea 
 
 全体的に丸く、先が少し尖った小さな葉を持つピレア。濃い緑色に、うっすらと銀色が入ったような葉色で、落ち着きのある可愛らしさが魅力的です。

 観葉植物の1つであるピレアは、この美しい葉だけでも充分楽しめますが、蕾や花も、葉に負けず劣らずの可愛らしい姿です。


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 前回は蕾しか見ることが出来なかったのですが、今回蕾から開花したものを発見しました。
 淡いピンク色の蕾の中で、1つだけ白くなっているところ(右から2番目)をご覧頂けますでしょうか。

 この白いところが、実は花なんです。

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 蕾だった花弁が4つに分かれ、中の白い色が見えているといった感じです。
 花の大きさは全長1?2?くらいと非常に小さく、葉と葉の間でひっそりと咲いていました。

 



カリー 

こんにちは、バードスタッフの吉村です。
今日はベンガルワシミミズクのカリーちゃんを取り上げます。

こちらがふれあい担当で頑張っているカリーちゃんです。
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カリーちゃんは展示室の裏手のケージに居るので、残念ながらお客様からは見る事が出来ません…。
いつもはこの写真の後ろに写っているケージの中に居ます。
この時はひなたぼっこのため外に出ていました。

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やっぱり普段過ごしている部屋が恋しいようで、時々部屋の方を見ていました。
どうやらカリーちゃんはインドア派のようです。

でも少ししたら慣れてきたようで…
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ウトウトし始めました。
カリーちゃん、ふれあいのお仕事までには起きてくださいねー!


実はカリーちゃんは以前のブログに取り上げられたことがあります。
『ハンドリング練習中』というタイトルで登場していました。
(過去のブログは↑こちらをご覧下さい。)
タイトルの通り、3月の段階では練習中だったカリーちゃん。
今はふれあい担当として欠かせない存在となっています!

この写真は現在のカリーちゃんのふれあい風景です。
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お客様の腕に乗っている姿もかなり様になっています。
以前より表情も心なしか自身ありげに見えますね♪
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どの角度でもバシッとカメラ目線で決めてくれました!

そして、以前は触ると怒っていたカリーちゃんですが、ちゃんと触らせてくれるようになりました。
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当園のショーで飛ぶベンガルワシミミズクたちはいっぱいいますが、
ふれあい担当のベンガルワシミミズクはカリーちゃんとアトム君しか居ません。
是非カリーちゃんがふれあい担当の日にご来園の際はカリーちゃんと触れ合ってみてはいかがでしょうか?

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「ご来園、お待ちしています!」


※ふれあいに出演する個体は体調により変更する場合がございます。ご了承下さい。

果実 

こんにちは。植物スタッフの薄井です。

すっかり秋も深まりましたので、
今日の内容は「実りの秋」を意識してみました。

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ご存じ、こちらは‘フクシア’です。(Bell Bouy

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そして、こちらはフクシアの果実です。

秋になり、ようやく実りました!
・・・という嘘はよくないですね。

育てている方は知っていると思いますが、花がらをこまめに取らないとこの様になります。
※ 展示されているフクシアは、花数を増やすためにこまめに花がら(種)摘みを行っていますので、こんな姿はあまり見ることが出来ません。

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完全花のフクシアは、自家受粉し易い構造をしています。
ほっておくと↑↑あんな感じに沢山の実を付けてしまうものもあるんです。

・・・でも、そんな姿もちょっと可愛いと思いませんか?

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形・色・大きさは様々。中には鈴なりになるものも!
ご家庭で、花が終わった後は果実を楽しむのも良いかもしれませんよ。

消毒がなければ、実った果実は食べることもできます。
変な癖もなく、種も気にならず、ほんのり甘みのある食べやすい果実です。


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いろんなフクシアの実を集めてみました!

こんな感じで、様々な角度からフクシアを楽しんで頂けたら嬉しいです!


あ?ちゃんとのスキンシップ 

皆様、こんにちは! バードスタッフの山下です。

本日のブログは、私、山下ととても仲の良いインコちゃんをご紹介したいと思います!

横顔で、キリリッ☆とポーズを決めてくれた、
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アオボウシインコ(学名:Amazona aestiva)の『あ?ちゃん』です♪
アオボウシインコは南米大陸部に住んでいます。大きさは、37?位の大型インコです。
あ?ちゃんの体重は、520gくらいです。

【アオボウシインコ】と何故日本名で呼ばれているのかと言いますと、
頭の羽根の色が青色をしており、青色の帽子を被っている様に見えることから、
アオボウシインコと、日本名では呼ばれています。


あ?ちゃんは、フクロウさん達がやってくる前から居るんだそうです。
当園の鳥の中でもあ?ちゃんは、一番長く当園にいるベテラン鳥さんなんです。

年齢も高齢で、推定44年位生きているんだそうです。
寿命は大型インコは長生きで、40年?50年位生きると言われています。
あ?ちゃんは男の子です。男の子だからでしょうか、女性が好きなお爺ちゃんです。


あ?ちゃんに会いに当園にお越しいただいているお客様もいらっしゃいます。
会いに来て下さるお客様を、ちゃんと覚えています。インコって賢いなと思う瞬間です。

今現在、あ?ちゃんは、私の事が一番好きなようです。
そこで、私とのスキンシップの様子をご紹介させていただき、
あ?ちゃんの普段見せない素顔をお見せしたいと思います♪

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私が近付くと、あ?ちゃんは左右に動いて「遊んでぇ?。」と訴えてきます。
最初は照れているのか、足で顔をポリポリ掻きます。 毎回行うのできっと、あ?ちゃんの癖ですねっ☆

ポリポリが終わると、ケージ越しに「触ってぇ?。」と顔を横にして促してきます。
触ってあげると、嘴をケージで抑えて、頭を動かさないように固定するんですよ!

扉を開けると、ケージのギリギリまでやってきて、「遊ぼう!」と訴えてきます。
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スキンシップをしていくうちに・・・

【コロンッ★】とひっくり返ります。
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片手であ?ちゃんをスキンシップしつつ、片手でカメラで撮影しています。

お腹を触ってあげます。私の指を噛んでバランスをとりながら遊んでいます。
激しい喧嘩をしている様に見えるのですが、あ?ちゃんはとても楽しんでいます♪
コロンッ★を催促することもあり、2?3回行うと満足するようです。
お爺ちゃんに見えない、若々しさがありますよねっ! 

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指を噛まれても私なら大丈夫です。あ?ちゃんは、仲の良い私には決して強く噛むことはありません。
甘噛みしてくれています。痛くない様に加減しています。

私と仲が良いあ?ちゃんは、体の何処を触っても怒ったりしません。
毎日スキンシップをして、仲がいいからこそ出来る事です。

そして、あ?ちゃんのいい所は、ケージに帰って欲しい時に、嫌がらずに戻ってくれる所です。

アオボウシインコは、お喋りが得意な種類といいますが、あ?ちゃんはあまり喋りません。
自分の名前の「あ?ちゃん。」や、
とってもご機嫌な時や、ゴハンを貰う時には、「たべるぅ??」と喋ったりします。

そこで、あ?ちゃんのお喋りを動画で録画してみましたので、どうぞご覧下さいませ。



実は、「あ?ちゃん。」の言葉のバリエーションは多彩で、7種類くらいあります。
色んな「あ?ちゃん。」を楽しませてもらっています。

他にも人が口笛を吹くと、口笛の音を真似したり、人が笑うと「ケケケケケッ!」と一緒に笑ったり、
ゲップをしたり、「う?ん。」や「あ?っ!」など相打ちを打ったりして、喋る数は少ないですが、
飽きる事無く、あ?ちゃんと楽しく会話を毎日行っています。

お客様に慣れてもらう様に、時間がある日には、私があ?ちゃんを腕に乗せて、お散歩したりしています。

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当園にお越しの際には、
『今でも現役で年齢を感じさせない』あ?ちゃんを是非見に来て下さいねっ☆
「まってまぁ?す!」

テラスライム 

テラスライム

当園の展示植物のひとつ テラスライム 学名:Ipomoea batatas
鉢の中を掘り起こしてみると


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大きなお芋がでてきました。

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大きさをメジャーで測ると17cmほどの大きさです。

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つづけて掘り起こすといくつも出てきました。

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見るからにおいしそうです。
                                       植物スタッフ 遠藤

オナガフクロウとフラフープ 

こんにちは。バードスタッフ(フクロウ)の宮本です。
今日はオナガフクロウのハクちゃんの近況報告をしたいと思います。


今年の6月に当園へやって来たオナガフクロウのハクちゃん。
すっかりここの環境にも慣れ、ショーデビューに向けて日々練習に励んでいます。
どの様な練習を行っているのかといいますと・・・
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輪くぐりです!
フクロウがフラフープでダンスをする訳ではありません。
狙いを定めて、いざ!
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なかなか完璧には行きません。「輪の中をくぐって下さい。」とハクちゃんに言葉で伝える事が出来れば簡単なのですが、そういう訳にも行きません。


ハクちゃん。元気出して行こう!
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人が立つ位置や輪の高さを変えて何度も挑戦します。
今度は全部の輪をくぐれるかな?


お見事!上手に3つの輪をくぐる事が出来ました。

ご褒美に餌のお肉をもらいました。
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ショーデビューを夢見て日々ハクちゃんは練習を重ねています。
皆様、応援してあげて下さいね。



※お知らせ
以前ブログに載せた(『小民家とコミミズク』)コミミズク撮影の放送日が決まりました。
タイトル 「男前列伝」  BS?hiにて10月30日(土)21:30?22:00

ガフールの伝説 

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【写真1】 メンフクロウ  名前:イチゴ   
映画 ガフールの伝説が公開されました。
フクロウたちの冒険譚で、その主人公はメンフクロウです。
富士花鳥園には現在 約40種類のフクロウ が居りますが、フクロウコレクションのきっかけとなり、また、ショーの始まりとなったのが、メンフクロウだったのです。

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その子は今は亡き、美白顔の ヤスパース でした。

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【写真2】 メンフクロウ  名前:イチゴ
(英名)Barn Owl  (学名)Tyto alba
メンフクロウは南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジア、オーストラリアに分布するフクロウです。顔面がハート型で、いかにもお面をつけているようなのでこの名前がついています。
英語では Barn Owl 納屋フクロウと呼ばれており、これはこのフクロウが主に、納屋などの建物にある穴に巣を作ることに由来しています。
メンフクロウは典型的な夜行性フクロウで、特に視覚が優れており、暗闇の中でも音だけでハツカネズミ等の獲物を正確に捕らえ、捕獲することができます。



物語には登場しませんが、この他にも ○○メンフクロウと名前のつく種類が富士花鳥園にはおります。
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まずご紹介するのは、ハイガオメンフクロウです。
(英名)Ashy-Faced Owl (学名)Tyto glaucops

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メンフクロウに類似していますが、灰色の顔が特徴的です。
カリブ諸島の一部の地域に生息し、林や茂みが点在する開けた土地や森を中心に暮らしながら、しばしば人の居住区にも住み着くことがあります。ごく限られた地域にしか生息しないフクロウですが、土地の開発が進むにつれて減少が危惧されています。
エサはねずみや小鳥などの小動物、トカゲやカエル、昆虫類などです。
今まではメンフクロウと同一の分類とされていましたが、それ独自の種としても認知されてきています。



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続いてご紹介するのは、ニセメンフクロウです。
(英名) Bay Owl (学名) Phodilus badius
インド、インドネシアなどの森林に分布する中型のフクロウで、メンフクロウに大きさや色が似るのでこの名がついています。
メンフクロウと異なる点は、くっきりと角張った顔盤です。
完全な夜行性のフクロウであり、日中は深い森の木々の中でじっと休んでいるために、その姿を見ることはとても困難です。
珍種中の珍種で、おそらく日本で見られるのは 富士花鳥園 だけでしょう。

最初にご紹介した イチゴ は、 ふれあいの時間 に登場します。
注)体調により交代することもございます。
直接手で触れる事もできますし、腕や肩、頭の上に乗せていただきながらの記念撮影も行っています。

富士花鳥園では本物の生きたフクロウ達がお待ちしています。
ぜひ、会いにきてください。
 
 

特訓中のフクロウ達 

皆さん、こんにちは。バードスタッフの三村です。

すっかり秋めいてきて、過ごしやすい日が続いていますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか?寒暖の差が激しいので風邪などには十分に気を付けてください。

本日のブログは、10月10日、11日にNHKにて開催されるイベント
「SAVE THE FUTURE 2010 ?いきもの宝島?」に出演するフクロウを紹介します。


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最初に紹介するのはこの子です。

ワシミミズクの「マーちゃん」です。
この子は当園産まれのフクロウになります。ここ富士花鳥園の中で一、二を争うほどの大きなフクロウになります。翼を広げると1m以上はあり、迫力満点です!!

このマーちゃんも当日はNHKのイベント会場にてショーを行う予定です。
実は、このマーちゃんは、出張が初めてなので、少し不安なんです・・・
しかし、この前テストフライトでNHKに行った所、私達の心配をよそに、しっかりと飛ぶ事が出来ました♪
これで、私達も一安心する事が出来ます。こんなにも大型のフクロウを間近で見る事もありませんし、大きな翼を広げて飛ぶ姿なんて中々お目にかかる事がないと思いますので、実現が出来そうなので本当に安心しました。


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イベント本番では、フクロウのあんな事やこんな事皆様にフクロウの魅力が少しでも伝えられたらいいなと思っています。

この写真の様に、フクロウの首はどの位回るの?など、皆様がフクロウに対して思っている疑問など分かりやすく丁寧な内容となっていますのでフクロウの事が全然分からなくても楽しめると思います。


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続いて紹介するのはこの子です。

メンフクロウの「モモちゃん」です。この子は当園の姉妹園の掛川花鳥園で誕生しました。
当園の遊びに来た事のあるお客様なら顔馴染みがあると思います。

当園にて、毎日行われているフクロウショーの後のフクロウ達との触れ合いのメンバーとしてメンフクロウが登場します、ここで登場するのはモモちゃんではなくてイチゴちゃんですが種類は一緒です。

メンフクロウは、先日公開された「ガフールの伝説」と言う映画の主役を演じているフクロウになります。この映画には、メンフクロウだけではなくて、他の種類のフクロウ達も出演しています。

このハート型した顔が特徴的で、なんとも癒される顔をしています。
このモモちゃんも本番では皆様を驚かせ、喜ばせるように特訓中です!!


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続いて紹介するのはこの子になります。

ベンガルワシミミズクの「チャッピー君」です。この子もモモちゃん同様、掛川花鳥園にて誕生しました。
この子は、11時30分から屋外にて行われているショーに出演している子になります。
花鳥園グループでは良くこのベンガルワシミミズクをショーなどで目にする事が思いますので、皆様の中でも馴染みのあるフクロウかもしれません。

チャッピー君はとても優秀なフクロウで、何度もテレビには出ている頼もしいフクロウです!
今回も、このお話を頂いた時にまっ先に出演が決まったのはチャッピー君でした。
イベント当日は、チャッピー君をリーダーとして大いに盛り上げて行きたいと思います。


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最後に紹介するのはこの子です。

シロフクロウの「キタロウ君」です。この子は当園産まれのフクロウです。

今回、この子は特別ゲストとしてこのイベントに参加する事になりました。
何故なら、シロフクロウは暑さに弱い為、当園でも、冬季限定でショーに出してる位暑さに弱い為です。
しかも、今年は猛暑で中々涼しくならなかった為、調教もスムーズに進まなくて、ギリギリまで参加をどうするか悩んでいました。しかし、最近は、すっかり秋めいてきて涼しくなって来たので、調教もスムーズに進むようになり、イベント当日出演する事を決めました。

イベント当日は何をするかは来てからにお楽しみとなっていますが、シロフクロウを間近で見れるチャンスですので、是非、足を運んで下さい。


プリムラの苗発芽! 


こんにちは 植物スタッフの篠原です。
今年の春に富士花鳥園交配の八重咲きプリムラ・マラコイデス(学名:Primula malacoides)の販売を行ないましたが、その時に来年用にも新しく交配しました。
八重咲き同士の交配なので中々種子がとれず、沢山のご用意は出来ませんが取れた種を9月上旬に播種し、その種が早速芽吹いてきました。
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早春にはパステルカラーの花を咲かせますので、園内花売店にて販売予定です。

参考に、去年の花写真を載せておきます。
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八重咲きのマラコイデスは市場にもあまり出回らないので、珍しいと思いますよ!
春までもうしばらくお待ちください!

エミュー牧場の近況 

こんにちは。バードスタッフ宮本(インコ)です。
今日はエミュー牧場の様子を、皆様にお伝えしたいと思います。
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私がカメラを構えておりますと、何やらかっこよくモデル立ちをしてポーズをきめているエミューが1羽、私の前に登場してくれました。

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ポーズをきめてくれた後は、首周辺の羽繕いをはじめました。

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身だしなみが整ったところで、頭を斜に構えてのっしのっしと格好をつけながら私に近づいてきます。

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首の羽を逆立てて更に近づいてきます。
これは羽を逆立てることで、体を大きく見せようとしていると考えられます。
エミューの雄はこうやって雌に近づいて、交尾をするよう促します。
富士花鳥園のエミューは人によく慣れているため、人間に対しても求愛をしてきます。

エミューは12月?2月位までの冬季に卵を産みます。一年中を通して求愛行動は見られるのですが、繁殖期前のこの時期は特にこういった行動を見かけることができます。
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皆様もユーモラスなエミューの求愛行動を、直にご覧になられてみては如何でしょうか?

ボリビエンシス交配種 

こんにちは。栽培スタッフの鈴木です。

今日のブログでは園内に展示されている原種ボリビエンシスを元に育成された交配種を紹介したいと思います。

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ボリビエンシス交配種は主にひな壇の2階に多花性の枝咲きベゴニアと一緒に展示されています。
下の段に展示されているスタンドタイプの球根ベゴニアと比べてみても花の形などは違いますが、
同じ球根ベゴニアの仲間です。
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原種ボリビエンシスはオレンジ色の花ですが、ボリビエンシスの交配種は品種改良によりピンクや黄色など様々な花色があります。


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ボリビエンシス交配種は比較的枝が柔らかい為、このようなハンギングタイプのボリビエンシス交配種も展示されています。

時々、花売店でボリビエンシスの交配種が販売されていることもあるので、
ぜひ探してみてください。