フクロウのふれあいの様子
こんにちは、バードスタッフの山下です。
本日は当園のふれあいのフクロウさんを少し、取り上げたいと思います。
当園では、10時30分・15時からの各フクロウショーの後と、
14時(雨天で温室内の場合は13時30分からのショーの後)の、
1日3回、ふくろうさんとのふれあいを行っております。
色々な種類のフクロウさんとのふれあいをしたいと云う、
お客様からのご要望がありますので、当園では力を入れている所です。
只今、ふれあいが出来るふくろうさんは、当園では11羽います。
だいたい2日に1度ふれあいに出すように、ローテーションで組んで行っております。
ふれあいで2羽出す時は、1羽が中型・もう1羽が大型と客層とバランスを見ながら、
スタッフが決めて行っております。
中型ですと、300g~600g前後で、大型ですと900g~1300gになります。
お手頃な重さですので、誰でも楽しめる様になっています。
更に大きなフクロウの2500g以上のフクロウも出したりしております。
こちらが一番大きなフクロウのワシミミズク〝まーちゃん〟です♪
ズドドーンと、2700gあります。
まーちゃんをモデルに、ふれあいの練習風景を少しお見せいたします。
ふれあいは、練習は長い子で3ヶ月以上かけて行っております。
個々のフクロウの性格によって、向き不向きがありますので、
それを見極めながらの練習です。
スタッフの手に乗って、ご飯が食べる所からスタートして、
温室の中でご飯が食べられるように、少しずつ環境に慣らしていきます。
基本フクロウ達は、怖がりな子が多いので、長い子になると温室内で食べるようになるまでに、
2週間かかった子も居ました。
慣れてくると、温室の中での移動や、待機中も大人しくなってきます。
そして、知らない人の腕に乗るのはフクロウも不安になるようで、
特に大型の体重が重たいフクロウはその傾向があります。
まーちゃんは最初、人から人への腕はとっても苦手でした。
最初は、私の手から体重計の止まり木からのスタートでした。
動かない、止まり木も最初は嫌がっていました。
何度も人の手に乗せては戻しを繰り返し練習しています。
個体によって、乗せ方も違ったりします。個性があります。
乗せ方は、スタッフの経験で自然に個々のやりかたを身につけています。
何度もやっていく内に自然とコツを掴んで行きます。
一歩進んでは、壁にぶつかり、少し下がってやり直し・・・の繰り返しで、仕上げていきます。
個体によって、苦手な部分が異なりますので、克服方法を模索しながら行っています。
ふれあいに向くフクロウの性格は、大抵が大人しいフクロウさんで、
赤ちゃんの頃より、当園に居るフクロウさんが殆どです。
赤ちゃんの頃から、スタッフの腕に乗せてご飯を食べさせて、当園の環境に馴らす様に、
お客様の前に出して、公開もしています。
その時からショーで飛ばすフクロウもふれあいに使うフクロウも、練習を兼ねて、
腕に乗せながらご飯を食べています。
まーちゃんもご飯を食べている途中。モグモグモグ・・・。
色々な段階を踏んだ上で、ふれあいとして、お客様の接客を頑張っています。
中型のフクロウならば、小さなお子様でも怖がらず、動かなければ、体験が出来ます。
実際に乗せてみたら、想像以上に重たくて、腕が動きそうになっても大丈夫です。
スタッフがしっかりとサポートします。
どうぞご安心下さいませ。
いい旅の記念になりますよっ!
当園では、徐々にではありますが、ふれあいが出来るフクロウを増やせる様に、
練習をしていきますので、温かく見守って下さいねっ☆
- [2012/06/25 08:07]
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