下に目を向けると・・・
皆さんこんにちは!
バードスタッフの鈴木です。
最近肌寒くなり、朝起きるのが辛くなってきましたが、
秋の美味しい食べ物を食べて乗り切りましょう!
さて今回は、フクロウの足について紹介します。
みなさんはフクロウを見るとき、どこを見ていますか?
やはり顔を見る方が多いのではないでしょうか?
実はフクロウは顔だけでなく足にも特徴があるんです!!
今回は当園にいる3羽のフクロウを紹介します。
クロワシミミズクのカルラくんです。
足を見ると爪ぎりぎりまで毛がはえていますね。
次はシロフクロウのノゾミくんです。
先ほどのカルラくんに比べると爪も
隠れるくらいかなりフサフサしています。
理由は、生息地に関係しています。
シロフクロウは北極圏のツンドラに生息しており、
その厳しい寒さの中でも体温を下げることなく
生きていけるために進化しました。
そのため、鳥類のなかでもズバ抜けた耐寒性を
持っているんです。
そして最後はマレーウオミミズクのキャアくんです。
足元を見ると、、、毛がないっ!?
実は食べ物に関係しているんです。
マレーウオミミズクは東南アジアなどの
川や海岸沿いの森林に生息し、魚を主食と
している珍しいフクロウです。
そのため、足には羽毛がなく、足の裏には鱗があり、
爪が長くて魚を捕らえやすくなっています。
このように同じフクロウでも生息地や食べ物などの
違いによって特徴があるということが分かったと思います。
ぜひ来園された際は、足元にも目を向けてみて下さいね!
- [2016/10/15 08:00]
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