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フクシア 

アパレル関連などで色名を表す場合に、「フューシャ・ピンク」 とか 「 フクシア・ピンク 」、単に 「 フクシア 」と表現されているのを目にします。

これは、花のフクシア (Fuchsia) の名前から与えられた合成染料のひとつである フクシン (Fuchsine) との関係から成っています。


世界初の合成染料はモーブ (Mauve)という紫色の色素で、1856年のことでした。

Mauve  16進表記   #855896
080922-2.jpg

モーブについで1859年に、2番目に発明された色素がフクシンです。

Fuchsia = Magenta(※ウェブカラーにおいて) 16進表記   #FF00FF  
080922-1.jpg
この鮮やかな色を発色する色素は、フクシアの花の鮮やかな赤紫色に見立てて、
「フクシン」と名づけられました。

フクシンによって発色される色は、フクシアとも、マゼンタとも呼ばれているのですが、これには次のような歴史があります。

この色素による染色が発売された1859年に、イタリアとフランスの連合軍がオーストリア(ハンガリー帝国軍)を破る戦争(イタリア統一戦争=マゼンタの戦い)が起きていました。
その戦争における激戦地の一つがマゼンタで、イタリアのミラノ市西方にある町名です。
マゼンタの色名は、この戦いの最後の戦勝地マゼンタ (Magenta) を記念して名づけられたものですが、このマゼンタの戦い(1859)と時を同じくして、赤紫色の染料が発明されました。それがフクシンであり、この鮮やかな色にマゼンタの戦いでの勝利を記念して、「マゼンタ」の別名がつけられました。
この色は、赤(Red, #FF0000)080922-8.jpgと青(blue, #0000FF)080922-9.jpgをそのまま合成した色(#FF00FF)であり、マゼンタ(Magenta, #FF00FF)とまったく同じ色合いになります。ですから「フクシア」と「マゼンタ」とで呼び方は異なりますが、完全な同一色(※ウェブカラーにおいて)として扱われます。

また、フクシアの花の個体差による色合いの違いによっては、フクシアパープル(fuchsia purple)、フクシアレッド(fuchsia red)、フクシアピンク(fuchsia pink)などの色名も用いられています。

フクシアパープル (fuchsia purple)16進表記 #B455A0
080922-3.jpg
フクシアレッド   (fuchsia red)16進表記 #E8204E
080922-4.jpg
フクシアピンク   (fuchsia pink)16進表記 #E95B6B
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アチーヴメント Achievement
080922-12.jpg
大株作りに最適の品種です。

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