フクシアの原種
- フクシア
- | トラックバック(0)
- | コメント(1)
こんにちは。植物スタッフの林です。
今日はフクシアの原種の一つ、F.fulgens (フクシア・フルゲンス)を紹介します。
フクシアはアカバナ科の植物で、原種は中南米からニュージーランドにかけて分布し、100種類以上あります。
フルゲンスの特徴は、萼筒(がくとう)と呼ばれる筒状の部分が長く、枝先で房状に花が咲く性質があります。
葉はフクシアの中でも最も大きな楕円形で、根には塊根(かいこん)と呼ばれるサツマイモのような塊を作るんだそうです。
さて、色んな特徴を持つこのフルゲンスですが、さらに他のフクシアには無い、実が香ると言う特徴もあります。
↓花が落ちると、その付け根部分が実になります。
花付きが悪くなるので手入れをする時になるべく実を取ってしまうのですが、探してみると実が幾つかあり、青リンゴのような甘い香りがしました。
フルゲンスの実は、他のフクシアのような濃い黒紫色にはならないようで、まだ緑色の残る実を指で押さえてみると軟らかく、簡単に潰れてしまいました。
リンゴのような甘い香りに誘われて試しに実を舐めてみると・・・『す、酸っぱい(>_<)!!』
まだ熟しきっていなかったようで、とても酸っぱかったです!
富士花鳥園に展示してあるフクシアには薬剤を散布してあるので、実は食べずに香りだけを楽しんで下さいネd(^-^;;
- [2012/11/20 08:00]
- フクシア |
- トラックバック(0) |
- コメント(1)
- この記事のURL |
- TOP ▲
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://fujigarden.blog120.fc2.com/tb.php/1767-cea90d57
- | HOME |
コメントの投稿