花の生産場

こんにちは。植物スタッフの林です。

富士花鳥園では、球根ベゴニアの交配・育種から展示まで行っており、他の植物園では中々見る事が出来ない「花の生産場」を見学する事が出来ます。

花の生産場は、大雪の被害で見学が出来なくなっていたましたが、昨年の終わり頃に環境が整い、再び開放しています。

生産場への入口は、温室内に入って左手奥にある、ふれあい広場付近から行く事が出来ます。


こちらでは、球根ベゴニアの生産過程や植物の栽培風景を見学する事が出来ます。

まず始めに見えるのは、小さなビニールハウスです。

この中には、観葉植物や花の挿し木などが入っています。

展示用や、花売店での販売用など、様々な種類を栽培しています。

次に見えて来るのは、ガラスケースや台などがある作業場です。

ガラスケースには、球根ベゴニアやストレプトカーパスなどの種を蒔いた小さな鉢が入っており、発芽したばかりの小さな芽を見る事が出来ます。

↑このち～いさなスタンドベゴニアの芽が生長すると・・・、

↑こ～んなに大きな花が咲くんです！すごいですね～(’o’)

そしてガラスケースの向こうでは、植物の移植や鉢上げ、古土を再利用する為の作業を行っています。

どんな作業をしているのか、覗いて見てもらっても構いませんので、質問などもありましたら、お気軽にスタッフへ尋ねてみて下さいねｄ(’∇’)


その先へ進みますと、球根ベゴニアの生産過程が見えてきます。

こちらの栽培ベッドには、移植した育苗箱から順に、6cm、9cm、13.5cmのビニールポットがズラリと並んでいます。
小さな鉢から順に鉢上げして行く事で、腐らずに根を伸ばし、大きな株へと育てて行きます。


さらに奥へと進んで行くと、花が終わってしまった株や元気の無い株などを休ませておく栽培ベッドがあり、一番奥には、園内の花売店で販売する為の、フクシアやストレプトカーパスを栽培しています。

ストレプトカーパスには残念ながら花芽が無く、今は花売店での販売にも出ていませんが、フクシアにはたくさんの花芽があり、花売店でも販売をしております。

富士花鳥園へお越しの際には、是非、花の生産場を見学してみて下さいね♪

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