フクロウの顔のお話。 

こんにちは、バードスタッフの山下です。

本日は、フクロウの顔について触れてみたいと思います。
自分のブログとしては珍しく真面目な話題です(^^;)
フクロウの顔は、鳥類の中でも特徴的で独特な顔をしています。

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顔の形が分かりやすいモデル【メンフクロウのロビンちゃん】

丸くて平面顔で、よく見ると形がハート型になっています。

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横顔モデル【ワシミミズクのマーちゃん】

横顔でみますと、顔に凹凸が殆ど無く、ホリが余り無いのがお分かり頂けるかと思います。

これを顔盤(がんばん)と言いますが、フクロウの種類によっては、
大きさなどが異なります。

顔盤が発達してればしている程、聴力が優れていると云われてます。
例えば、カラフトフクロウはとても大きな顔盤をもっています。

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モデル【カラフトフクロウのハナちゃん】

この顔盤があるからこそ、現地では降り積もった雪下で活動しているネズミを
姿が見えなくても音だけを頼りに、脚を雪の中に突っ込んで雪の中にいるネズミを
見事に捕らえることが出来るそうです。
パラボラアンテナの様な役割を果たしていると云われます。
カラフトフクロウはフクロウの仲間の中でも、主に聴力を頼りに狩りを行っている事が分かります。


逆に顔盤があまり発達していないフクロウは、視力も頼りに獲物を捕らえているそうです。
当園のフクロウで云えば、オナガフクロウなど代表的だと思います。

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モデル【オナガフクロウのハクちゃん】

オナガフクロウはその和名の由来から、他のフクロウよりも尾羽が長く出来ており、
飛行技術がフクロウの中でも巧いです。
待ち伏せして獲物を捕らえるのが得意なフクロウの中においても、
目で追いかけて、逃げる獲物を捕らえる事も可能です。

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【ビシッと長尾を見せてくれたハクちゃん】

顔盤の大きさによって、このフクロウは野生下では音で主に獲物を捕らえているとか、
目で主に獲物を捕らえているとか、見比べると何となく判って来ると思います。
当園にはフクロウの種類が多いですから、顔盤に注目してご覧いただけると、
こんな狩りをしているんだな、などと想像が出来たりすると思いますので、
まん丸な大きな目と一緒に、顔の大きさにも是非注目してご覧下さいませ。

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【顔盤が大きいモリフクロウ】

本当に、野性下で生き抜く為の進化なのですね。
無駄そうに見えて、ちゃんと意味があり、
「こういう理由だから、こうなっているんだ!」と思うと、魅力が増しますし、
勉強にもなりますし、奥が深いと改めて感じさせられます。
野生下で生き抜く術がモコモコの羽の中に、ギュギュッと凝縮されています。

当園のショーで大活躍中のベンガルワシミミズクはどちらのタイプかと云いますと、
聴力も視力も両方頼りに時間帯によって使い分けていると思われます。

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モデル【最近13時30分のバードショーに出演を果たした、ベンガルワシミミズクのモニョくん】

余り動かない彼らですが、知るば知るほど魅力度が増して可愛くなって来ますよ♪
当園のフクロウ達を見比べて見て下さいねっ★



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