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香るベゴニア 

皆さんこんにちは
栽培スタッフの坂本です。

2018.11月頃より、展示している球根ベゴニアから香りのあるベゴニアが
ちらほら見つかっています

ということで今回は球根ベゴニアのことについて紹介したいと思います。

 

image1 (2) 
<分類>
 科:シュウカイドウ科
 属:シュウカイドウ属(ベゴニア属) 
学名:Begonia × thberhybrida 
英名:tuberous begonia

ベゴニアは3000種以上あると言われていて
エラチオールベゴニア、レックスベゴニア、木立ベゴニア、根茎性ベゴニア、球根ベゴニア、冬咲ベゴニア等が主な系統です。

<球根ベゴニアとは>
ベゴニアは熱帯~亜熱帯にかけて1000種以上が分布しています。その中でもアンデス山系に分布する数種類の球根性ベゴニアを掛け合わせてつくられた品種が球根ベゴニアと呼ばれます。
 

image1 (4) 
当園の大輪ベゴニアは直径約30cmものもあり、
私の手のひらよりも大きいです。

image2 (5) 
今回は球根ベゴニアから匂いがするということでしたが
植物は香りのないものや独特の香りをもっているものもあり、花、蕾、葉、果実、種子、樹皮、根、根茎などの部位から様々な香気成分を発散します。
そもそも花の香りは昆虫や鳥など、花粉を運ぶ媒介者を誘導するためのもので、自らの子孫を残すことが目的で発散していると言われているそうです。
香りの役割は昆虫などを引き寄せるためだけでなく、それ以外に 
①害虫などを忌避するため
②微生物からの感染を防ぐため 
③植物が自ら細胞を殺すことを誘導するため とも言われております。
 などと色々調べてみましたが
どうして急にベゴニアに香りのあるものが
でてきたのかは謎です🤔

image3 (3) 
気になる方がもしいらっしゃいましたら
是非花鳥園まで嗅ぎにいらしてください😊⸜🌷︎⸝‍



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