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ヒメシャラ 

園庭に咲く植物 Vol.16080715.jpg
ヒメシャラ (姫沙羅) 学名:Stewartia monadelpha ツバキ科 ナツツバキ属
ヒメという名前がついているので小型のイメージを受けますが、ナツツバキ(シャラノキ)より葉と花が小さいだけで、樹高は10mほどになる落葉高木です。


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樹皮は明るい赤褐色で、表面がツルツルしているので目立ちます。この樹皮は滑らかで、林内で斜光を浴びると幹が黄金色に美しく輝いてみえるので、庭木としても珍重されたり、皮を付けたまま床柱として使ったり、昔は強くて滑らかな素材を生かして、餅つきの杵にも使われたそうです。

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シャラの名は、インドの沙羅双樹に似ているところからきています。お釈迦様が入寂するとき、その病床の四方に2本ずつ相対して植えられており、入寂の際、この木が枯れて鶴の羽根のように白くなったとの伝説から、仏教では沙羅双樹は “聖なる木” とされています。日本ではその代わりに、ナツツバキをお寺に植えることが多いようです。

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ヒメシャラの別名はコナツツバキ(小夏椿)

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平家物語には、「娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす」とありますが、これはナツツバキの純白の落花が次第に褐色へと変色していく様子を、盛る者もいつかは必ず衰えるのだという道理に例えています。

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