クリン草と園庭散策
こんにちは。植物スタッフの林です。
今日は温室の外へ出て、水鳥池のある園庭を散策してきたので、その様子をお届けします。
まずは、現在のクリンソウの様子です。
写真手前、ピンク系統のクリンソウは残念ながら下火になり、ちらほらとしか見られなくなってしまいましたが、その奥を見てみると・・・。
黄色いクリンソウが、まだたくさん咲いていました。
こちらの方は、もうしばらく楽しめそうですね
さて園庭には、色んな樹木や草花が自生しています。
今回の散策では、たくさんのコアジサイを見る事が出来ました。
コアジサイ
ユキノシタとウツギ
スイカズラとサンショウ
↑写真右の山椒の葉は、指で擦ってみると、山椒のとても良い香りがしました(*´-`*)
今の時期は、たくさんの木の実や草の実も見る事が出来ました。
キイチゴ(モミジイチゴ)とヘビイチゴ
フジザクラの実とクワの実
↑写真右の桑の実は、以前にレストランのメニューで登場した事もあります(*´¬`*) 過去記事は→コチラ
散策していると、色んな昆虫にも出会う事が出来ました。
富士花鳥園の園庭は、大自然がいっぱいです!
皆さんも是非、園庭を散策してみて下さいネ('∇')b
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- [2013/06/20 08:00]
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ヒガンバナとクリンソウ
こんにちは。植物スタッフの山崎です。
皆様、3連休はいかがお過ごしでしたか?
富士花鳥園のある朝霧高原は日中は残暑が厳しいですが
朝、夜はすっかり涼しくなり秋めいてきました^^
お彼岸が近づいてくるとよく目にする花がありますよね?
実は富士花鳥園にも少しですが咲いていました!
こちらです^^
ヒガンバナ(Lycoris radiata)
学名の種小名 radiata は「放射状」の意味を持つそうです。
当園の60代のスタッフは子供の頃『歯っかけ婆さん』と呼んでいたと言っていました。
確かに見えなくも・・・ないですね(A^^;)
調べてみたらヒガンバナは異名が多く、死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、剃刀花(かみそりばな)、狐花(きつねばな)、捨子花(すてごばな)そしてはっかけばばあ等呼ばれているようです。
蕾もありましたので、まだまだ楽しめそうです。
そしてヒガンバナのすぐそばに
クリンソウ畑があるので久しぶりに様子を見に行ってみたら
こちらも本当にわずかな数ですが開花していました!
現在は今年に比べ約5000株程、増えましたのでかなり見ごたえがあるのでは・・・
と今から期待が膨らみます。
秋の森林浴もとても気持ちがいいので
ご来園の際は是非、屋外庭園も散策してみてください(^^ノシ
- [2011/09/20 08:00]
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足元にも。
こんにちは。受付の遠藤です。
9月も中盤に入りました。
だんだんと暑さがやわらいできましたが、夏バテは解消されましたか!?
暑さでの夏バテが解消されたと思ったら、今度は朝晩の気温差。
この気温差もなかなか強敵ですよね(^^;)
この強敵に負けないように秋を楽しみましょ♪
さて・・・
ブログのネタ探しに園内をウロウロしていると・・・
足元に小さな紫色のお花を発見しました^^
ツリフネソウです。
こちらは屋外庭園のエミュー牧場の横。
なんともオモシロイかたち^^
お花の形が帆掛け舟を吊り下げたような形をしていることから名づけられたとか。
正面からみると・・・
サカナが大きな口をあけているような形です。
これだけみるとちょっと怖そうな感じですが、
お花は3センチくらいのかわいいサイズです。
ペンギンプールから屋外庭園へ向かう扉を出たところにもツリフネソウが咲いていました。
こちらは先程のツリフネソウとは違う名前のハナツリフネソウ(別名:ゲンペイツリフネソウ)でした。
ツリフネソウ科のお花の後方にはしっぽのような距(きょ)とよばれる蜜が分泌される部分があります。
ツリフネソウとハナツリフネソウは色も違いますがこの“しっぽ”も違います
ハナツリフネソウのしっぽはすらり。 ツリフネソウのしっぽはくるり。
見た目の形が同じようでもこんな風にちょっとずつ違いがあるのですね☆
このツリフネソウと仲良しなのがマルハナバチ。
ツリフネソウの細い“しっぽ”の中にある蜜が吸えるのもマルハナバチならではのこと。
そのかわりにマルハナバチは受粉をお手伝いしています
この日も忙しそうに花の中へ潜るマルハナバチさんを見かけました
野の植物をみると季節の移り変わりを感じます。
ツリフネソウのお花は秋を感じさせる野の花の一つです。
エミューやコクチョウとふれあった後は足元の植物にも注目してみてくださいね☆
- [2011/09/14 08:00]
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来年に向けて 【クリンソウ】
こんにちは。
植物スタッフの山崎です。
今日は先月まで見頃を迎えていたクリンソウのその後をお伝えしたいと思います。
まずは現在の様子です。
開花時期を終えたので少し寂しい印象になってしまいましたが、
たくさんの子房ができていました。
ちなみにこのクリンソウの種、
この画像でお分かりいただけますでしょうか・・・
一粒一粒がとっても細かいのです!
砂のように見えますが種なのです。
そして、こちら!
びっしりと育ったクリンソウの苗ですが・・・
担当者は早くも来年に向けて、栽培した苗を植え込みしています。
今年は1万株のクリンソウ畑とうたっていましたが、
来年は1万5千株にはなるのではないかと言っていました。
この一角は新たに拡大された部分です。
もしかするとこの一角は秋頃に咲くかも・・・とのことでした。
その時はまた報告させていただきます^^
来年も皆様にクリンソウ畑をご覧いただけるよう担当者は栽培に励んでいます!
乞うご期待!(^^ノシ
- [2011/07/08 08:00]
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ヤマホタルブクロ
園庭に咲く植物 Vol.44
ヤマホタルブクロ(山蛍袋) 学名:Companula punctata var. hondoensis(Kitam.) Ohwi
キキョウ科 カンパニュラ属の多年草
Campanula (カンパニュラ) はホタルブクロの属名で、「小さな鐘」の意味があり、花の形からきています。
punctata は「細かな点のある」の意味で、花の内側にある斑点をさしており、自生地が東北地方南部?近畿地方東部に分布することから hondoensis 「本土の」という意味 が付いた、ホタルブクロの変種です。
基本種のホタルブクロ(punctata)は北海道西南部?九州、朝鮮・中国に分布しており、外見上の見分けはつきにくいのですが、萼片の間に瘤のような盛り上がりのあるものをヤマホタルブクロとして見分けます。
花色には赤紫のものと白とがあり、関東では赤紫が多く、関西では白が多いようです。
ホタルブクロの名前は、花の中に蛍を閉じ込めて遊んだことからきていますが、提灯の古名を「火垂(ほたる)」といい、その提灯に似ていることから「ほたる」となり、それが虫名で表す時に「蛍」になった ともいわれています。
- [2009/08/21 12:00]
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